久しぶりの海外旅行なのだけど、再びバリ島に行くことになりまして、
それも初の団体旅行、総勢70名という大所帯で行ってまいりました~
至れり尽くせりの招待旅行、いつもとガゼン勝手が違い、思考能力も減退、、、
ていうか、アタマ使うところは外貨の換算くらいなので、始終ボーっとしたまま
繋がれた犬のごとく日々が過ぎていきました(笑)
午後に成田を発って、深夜にデンパサール着。
JALの機内は寒くて、ブランケットをもう一枚借りてグルグル巻きに体を被い
アルコールで体内を温めつつ、映画を観て窮屈で退屈な8時間をやり過ごす、、、
これがけっこうキツイですね。
映画は『食堂・かたつむり』だったかな、わりと楽しめたデス。
空港の外はむわ~んとしたバリ特有の蒸し暑さがたちこめていて、
深夜にもかかわらず多くの人がたむろしているあたり熱帯の島らしい。
ホテル到着後オリエンテーション。
ツアーコンダクターから「水」についての注意。
雨は多いが水の質が悪い当地、男性ツアコンいわく、
私など、歯磨きもミネラルウォーターでしないとお腹を壊します、とのこと。
それがヨン様によく似ている優面顔で言うものだから、なるほどね~と思ってしまう。。
宿泊は、Ayodya RESORT・BALIといって、ヌサドアリゾート地区にあるホテル。
やたらだだっ広い敷地のリゾートホテルで、↑の写真はエントランスの車寄せ。
セキュリティゲートから池の周囲をぐるっと回って進むとエントランス。
ちょっくら町へ出かけようにも、これじゃ歩いちゃシンドイ。
エントランスにつづく開放的なロビー
ロビーはテラスにつづき、中庭が見渡せるとともに、
ハッピーアワーを楽しむためのよい場所となっているそうです。
池とプールを囲むようにホテルの棟が並び、右写真の噴水後ろがレストランになっている。
部屋からレストランまで5.6分かかり、迷わず部屋にたどりつくのにちょい時間を要しました
ラグーン(池)を前面にしたレストラン
トロピカルフルーツは数あるのだけど、どれも大味でイマイチ。
そんななか唯一おいしかったのがコレ。名前は忘れました~
バリの一日目はウブドへ。
まずは寺院でバロンダンスを鑑賞。
写真はレゴンダンスを踊る麗しき乙女。指先の表情に思わず見とれます~
バロンダンスとは、善と悪の終わりなき戦いを聖獣バロンと魔女ランダが演じて踊る
バリ舞踊の代表的作品で、バロンとランダの戦いは、ヒンドゥー教の生と死、善と悪、
この相対する概念を表す意味をもっています。
写真は、生贄にされる王子とランダに呪いをかけられた女王、その後ろに魔女ランダ。
日本語で書かれた解説を渡されたので読んでみたのですが、どーも内容がいまひとつぼんやり。
「意味がよくわかんなかった」といった声がちらほら聞こえましたから、誰しも理解の程度は
同様だったみたいです
最後に登場した人たちが勢ぞろい、中央のシシみたいのがバロン。
腰巻姿の男性は戦士たちで、この人たちも呪いにかけられ敵を倒すためのナイフを
我が身に突き刺してしまうシーンがあり、木製のナイフとはいえ胸板を突く様子は
迫力があります。 このダンスが寺院において儀式に用いられていたときは、
このシーンで戦士がトランス状態に陥ることもあったそうです。
ネイティブアメリカンが行ったパウワウの儀式でも、これに似て自分の肉体を
あえて傷つけトランス状態に昇りつめるというのがありましたっけ。
痛みを精神状態でハイにもっていく、、、う~ん興味深い・・・(笑)
さて、メルセデスの大型バスはウブド目指して走ります。
走るバスの窓越しに、バリの風景を見てみましょう。
ウブドに近づくにつれ、どんどん緑が濃くなっていくのがうれしい。
各民家の前には、七夕みたいな竹の飾り物が立てられていますね、この竹竿の飾り物は
ベンジョールといって、ガルンガンの祭礼が始まる前に立てるのだそうです。
日本でいえば門松や七夕、欧米だとクスマスツリーみたいなものでしょか??
バリでは90%の人がヒンドゥー教と聞きます。
また、人々の暮らしに密接なかかわりをもっているだけに信仰心は厚く、
バリのいたるところでチャナン(お供え物)が見られることからもそれがよくわかります。
水道メーター?の上に置かれたチャナン
バナナの葉でで作った入れ物に、花びら、お米、木の葉、お香などが盛られていて美しい。
そして話しはガラリと変わってバリの交通事情。
何年か前にバリを訪れたとき、無法地帯ばりにヒトとクルマが行き交う凄まじさに圧倒されましたが、
いまもそれはほとんど変わりがないみたいです。バスや鉄道といった公共の乗り物がないせいか
移動のためのアシにはバイクが中心。 でも4輪も以前よりだいぶ増えてきたカンジです。
で、そのバイクも大人2人子ども2人の4人まで乗車OKというのだからオドロキ!
↑の写真では、お母さんがあかちゃんを抱いて家族4人で相乗り。
ちゃんとヘルメット被っているのがリッパです。
聞いた話では、子どもはノーヘルでもイイとか??? 所変われば、ですね~
で、自転車はどうかというと、これは人気薄なんですね~
蒸し暑い気候のせいもあるのか、乗っている人はあまり見かけませんでした。
そしてバスはウブドの人気観光スポット、ライステラスへ。
残念なことに、ここはバスの窓から眺めるだけでして、私としては下車して眺めたかったあ~
たぶんバスを止めなかったのは、ここがどん詰まりみたいな奥地にあり、駐車スペースも
道路際しかなく、しかもクルマですでにいっぱい。大型バスは停められない状況だからかもですね。
田んぼや畑が広がる風景って、豊かさが感じられていいものですね。
日本の棚田、千葉の大山千枚田もそうでしたが、傾斜地を利用してつくられた棚田の美的景観
さらに田んぼがあることで、そこには多種多様な生き物が生息し、生物多様性という意味での
豊かさを考えたとき、とても癒されますね。
ライステラスを後に、バスは賑やかなウブドの町へと着きました。
ここで私たちは買い物組とモンキーフォレスト見学組の二組に分かれ、
30分の短い時間をもらいました。
土産屋めぐりも猿見物もノーサンキューな私は、とりあえずひとり町をブラブラ。
びっしりと店屋が並ぶモンキーフォレスト通り、そのひとつ、間口が狭く細長い店の奥に
明るい緑の景色が額縁の絵のように見えたので、ついふらふらと入ってみると、
店先は小物など置いてあるものの、奥は広くなったカフェでした。
丸テーブルの先に見える景色は田んぼ。
店がぎっしり並ぶ通りからは窺い知れない景色が、建物の向こう側に広がっているんですね~
まるで映画のセットみたい・・・
田んぼからそよぐ風を感じて、冷えたビンタンビールを喉に流し込む、、、、シアワセ~
ちょっと歩いただけでもジットリ汗ばむバリの気候。
けど、バスの中はクーラーが効きすぎて寒いくらいです。
たまりかねたかたが、クーラーの温度を下げてほしいと言ったところ、
すでにいちばん低くしてあるので、あとはクーラーを止めるしかないと・・・
見ると、温度設定のレバーは最低になっていた。
クーラーを切ったらバスは蒸し風呂状態、ここはガマンして寒さに耐えるしかない。。
今回バリの滞在は海に面したビーチリゾートだったけど、
私的には海より山、緑豊かなウブドが断然イイ。
ウブドには美術館も数あって、前に訪れたとき行ったプリ・ルキサン美術館は
とくに気に入って、今回も行ってみようと思っていたのですが、その機会に恵まれず
そのかわり、ツアーのコースにネカ美術館が入っていたのでここでガマン。
ウブドにある美術館のなかで最も有名なのが、ネカ美術館。
いくつかの建物に分かれて、絵の特徴やスタイルごとに展示されています。
作品の数も多く、見ごたえのある美術館ですが、団体旅行の悲しさ、予定時間を大幅に
押してるとのことで、見学時間は30分に絞られ、駆け足で見てまわったのでございます。トホホ
展示もさることながら、お庭もステキなのです。ゆっくりしたかったわ~
オセオセながらも本日のツアーは無事終了。
ケチャダンスを観て夕食をBBQでという皆さんと別れ、残り組はホテルへ。
、、、と、このときスーパーで買い物をしてきた人たちの戦利品を見て刺激を受けた
社長さん(外資系会社なのでアメリカ人)、ボクもスーパーへ行ってみたい!と。。
この社長の一言で、バスはホテルへ戻る前にハイパーマーケットへ。
いやぁ~よかった~ 私もお土産はスーパーで買うつもりでいたから願ったり叶ったり、
もしかして、その思いが密かに通じたのかしら、、、ナンテね
お土産の定番、箱入りチョコは土産物店の1/3の値段だし、
とにかくいろんな物が安く手に入る地元のスーパーは外せないトコロです。
香りのヨイ石鹸など1個15円程度、持って帰るにゃ重いけど価値アリよ。
スーパーで仕込んだブツを両手にぶら下げバスに乗り込んだ一行は
夕暮れで混みあう町をあとにホテルへ向かったのでした。
書き出すとダラダラと長くなるのがナントモ・・・
といいつつ、つづきは次回に、、(笑)
それも初の団体旅行、総勢70名という大所帯で行ってまいりました~
至れり尽くせりの招待旅行、いつもとガゼン勝手が違い、思考能力も減退、、、
ていうか、アタマ使うところは外貨の換算くらいなので、始終ボーっとしたまま
繋がれた犬のごとく日々が過ぎていきました(笑)
午後に成田を発って、深夜にデンパサール着。
JALの機内は寒くて、ブランケットをもう一枚借りてグルグル巻きに体を被い
アルコールで体内を温めつつ、映画を観て窮屈で退屈な8時間をやり過ごす、、、
これがけっこうキツイですね。
映画は『食堂・かたつむり』だったかな、わりと楽しめたデス。
空港の外はむわ~んとしたバリ特有の蒸し暑さがたちこめていて、
深夜にもかかわらず多くの人がたむろしているあたり熱帯の島らしい。
ホテル到着後オリエンテーション。
ツアーコンダクターから「水」についての注意。
雨は多いが水の質が悪い当地、男性ツアコンいわく、
私など、歯磨きもミネラルウォーターでしないとお腹を壊します、とのこと。
それがヨン様によく似ている優面顔で言うものだから、なるほどね~と思ってしまう。。
宿泊は、Ayodya RESORT・BALIといって、ヌサドアリゾート地区にあるホテル。
やたらだだっ広い敷地のリゾートホテルで、↑の写真はエントランスの車寄せ。
セキュリティゲートから池の周囲をぐるっと回って進むとエントランス。
ちょっくら町へ出かけようにも、これじゃ歩いちゃシンドイ。
エントランスにつづく開放的なロビー
ロビーはテラスにつづき、中庭が見渡せるとともに、
ハッピーアワーを楽しむためのよい場所となっているそうです。
池とプールを囲むようにホテルの棟が並び、右写真の噴水後ろがレストランになっている。
部屋からレストランまで5.6分かかり、迷わず部屋にたどりつくのにちょい時間を要しました
ラグーン(池)を前面にしたレストラン
トロピカルフルーツは数あるのだけど、どれも大味でイマイチ。
そんななか唯一おいしかったのがコレ。名前は忘れました~
バリの一日目はウブドへ。
まずは寺院でバロンダンスを鑑賞。
写真はレゴンダンスを踊る麗しき乙女。指先の表情に思わず見とれます~
バロンダンスとは、善と悪の終わりなき戦いを聖獣バロンと魔女ランダが演じて踊る
バリ舞踊の代表的作品で、バロンとランダの戦いは、ヒンドゥー教の生と死、善と悪、
この相対する概念を表す意味をもっています。
写真は、生贄にされる王子とランダに呪いをかけられた女王、その後ろに魔女ランダ。
日本語で書かれた解説を渡されたので読んでみたのですが、どーも内容がいまひとつぼんやり。
「意味がよくわかんなかった」といった声がちらほら聞こえましたから、誰しも理解の程度は
同様だったみたいです
最後に登場した人たちが勢ぞろい、中央のシシみたいのがバロン。
腰巻姿の男性は戦士たちで、この人たちも呪いにかけられ敵を倒すためのナイフを
我が身に突き刺してしまうシーンがあり、木製のナイフとはいえ胸板を突く様子は
迫力があります。 このダンスが寺院において儀式に用いられていたときは、
このシーンで戦士がトランス状態に陥ることもあったそうです。
ネイティブアメリカンが行ったパウワウの儀式でも、これに似て自分の肉体を
あえて傷つけトランス状態に昇りつめるというのがありましたっけ。
痛みを精神状態でハイにもっていく、、、う~ん興味深い・・・(笑)
さて、メルセデスの大型バスはウブド目指して走ります。
走るバスの窓越しに、バリの風景を見てみましょう。
ウブドに近づくにつれ、どんどん緑が濃くなっていくのがうれしい。
各民家の前には、七夕みたいな竹の飾り物が立てられていますね、この竹竿の飾り物は
ベンジョールといって、ガルンガンの祭礼が始まる前に立てるのだそうです。
日本でいえば門松や七夕、欧米だとクスマスツリーみたいなものでしょか??
バリでは90%の人がヒンドゥー教と聞きます。
また、人々の暮らしに密接なかかわりをもっているだけに信仰心は厚く、
バリのいたるところでチャナン(お供え物)が見られることからもそれがよくわかります。
水道メーター?の上に置かれたチャナン
バナナの葉でで作った入れ物に、花びら、お米、木の葉、お香などが盛られていて美しい。
そして話しはガラリと変わってバリの交通事情。
何年か前にバリを訪れたとき、無法地帯ばりにヒトとクルマが行き交う凄まじさに圧倒されましたが、
いまもそれはほとんど変わりがないみたいです。バスや鉄道といった公共の乗り物がないせいか
移動のためのアシにはバイクが中心。 でも4輪も以前よりだいぶ増えてきたカンジです。
で、そのバイクも大人2人子ども2人の4人まで乗車OKというのだからオドロキ!
↑の写真では、お母さんがあかちゃんを抱いて家族4人で相乗り。
ちゃんとヘルメット被っているのがリッパです。
聞いた話では、子どもはノーヘルでもイイとか??? 所変われば、ですね~
で、自転車はどうかというと、これは人気薄なんですね~
蒸し暑い気候のせいもあるのか、乗っている人はあまり見かけませんでした。
そしてバスはウブドの人気観光スポット、ライステラスへ。
残念なことに、ここはバスの窓から眺めるだけでして、私としては下車して眺めたかったあ~
たぶんバスを止めなかったのは、ここがどん詰まりみたいな奥地にあり、駐車スペースも
道路際しかなく、しかもクルマですでにいっぱい。大型バスは停められない状況だからかもですね。
田んぼや畑が広がる風景って、豊かさが感じられていいものですね。
日本の棚田、千葉の大山千枚田もそうでしたが、傾斜地を利用してつくられた棚田の美的景観
さらに田んぼがあることで、そこには多種多様な生き物が生息し、生物多様性という意味での
豊かさを考えたとき、とても癒されますね。
ライステラスを後に、バスは賑やかなウブドの町へと着きました。
ここで私たちは買い物組とモンキーフォレスト見学組の二組に分かれ、
30分の短い時間をもらいました。
土産屋めぐりも猿見物もノーサンキューな私は、とりあえずひとり町をブラブラ。
びっしりと店屋が並ぶモンキーフォレスト通り、そのひとつ、間口が狭く細長い店の奥に
明るい緑の景色が額縁の絵のように見えたので、ついふらふらと入ってみると、
店先は小物など置いてあるものの、奥は広くなったカフェでした。
丸テーブルの先に見える景色は田んぼ。
店がぎっしり並ぶ通りからは窺い知れない景色が、建物の向こう側に広がっているんですね~
まるで映画のセットみたい・・・
田んぼからそよぐ風を感じて、冷えたビンタンビールを喉に流し込む、、、、シアワセ~
ちょっと歩いただけでもジットリ汗ばむバリの気候。
けど、バスの中はクーラーが効きすぎて寒いくらいです。
たまりかねたかたが、クーラーの温度を下げてほしいと言ったところ、
すでにいちばん低くしてあるので、あとはクーラーを止めるしかないと・・・
見ると、温度設定のレバーは最低になっていた。
クーラーを切ったらバスは蒸し風呂状態、ここはガマンして寒さに耐えるしかない。。
今回バリの滞在は海に面したビーチリゾートだったけど、
私的には海より山、緑豊かなウブドが断然イイ。
ウブドには美術館も数あって、前に訪れたとき行ったプリ・ルキサン美術館は
とくに気に入って、今回も行ってみようと思っていたのですが、その機会に恵まれず
そのかわり、ツアーのコースにネカ美術館が入っていたのでここでガマン。
ウブドにある美術館のなかで最も有名なのが、ネカ美術館。
いくつかの建物に分かれて、絵の特徴やスタイルごとに展示されています。
作品の数も多く、見ごたえのある美術館ですが、団体旅行の悲しさ、予定時間を大幅に
押してるとのことで、見学時間は30分に絞られ、駆け足で見てまわったのでございます。トホホ
展示もさることながら、お庭もステキなのです。ゆっくりしたかったわ~
オセオセながらも本日のツアーは無事終了。
ケチャダンスを観て夕食をBBQでという皆さんと別れ、残り組はホテルへ。
、、、と、このときスーパーで買い物をしてきた人たちの戦利品を見て刺激を受けた
社長さん(外資系会社なのでアメリカ人)、ボクもスーパーへ行ってみたい!と。。
この社長の一言で、バスはホテルへ戻る前にハイパーマーケットへ。
いやぁ~よかった~ 私もお土産はスーパーで買うつもりでいたから願ったり叶ったり、
もしかして、その思いが密かに通じたのかしら、、、ナンテね
お土産の定番、箱入りチョコは土産物店の1/3の値段だし、
とにかくいろんな物が安く手に入る地元のスーパーは外せないトコロです。
香りのヨイ石鹸など1個15円程度、持って帰るにゃ重いけど価値アリよ。
スーパーで仕込んだブツを両手にぶら下げバスに乗り込んだ一行は
夕暮れで混みあう町をあとにホテルへ向かったのでした。
書き出すとダラダラと長くなるのがナントモ・・・
といいつつ、つづきは次回に、、(笑)