和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

賢治作詞と曲と随筆的作品。

2023-07-18 | 本棚並べ
宮沢賢治の農学校教師時代の作品
『台川』『イーハトーボ農学校の春』『イギリス海岸』を
読んでみたいと、新潮文庫の宮沢賢治本の目次をひらいても見つからない。

うん。ここまできたのだから。ということで
筑摩書房「新修・宮沢賢治全集」全17巻(別巻1冊含む)が視野に浮かぶ。
この全集を、欲しい一冊ごとに別々に買うよりも、
古本だと、全集で買ったほうがお得感があります。
ちなみに、全集が5950円 × 送料1250円 = 7200円。
ということは、1冊が424円ほど。それで買うことに。

到着した本をひらくと、
『新修宮沢賢治全集』第14巻に、各当する作品がありました。
『台川』『イーハトーボ農学校の春』『イギリス海岸」など、
それらをまとめて『随筆的作品』と見出しをつけてあります。

ちなみに、『新修宮沢賢治全集』第7巻の最後の方には
『歌曲』と見出しがあって、楽譜もついて並んでいます。
『精神歌』『黎明行進曲』『角礫行進曲』『応援歌』・・・・。
『精神歌』は、川村悟郎の原曲と作曲として2つの楽譜がありました。
21曲もあります。ほかに、私が知っている曲といえば、
『星めぐりの歌』『月夜のでんしんばしら』などもありました。

全巻月報もついている。
なんだか、贅沢な気分になります。
はい。全集を買っても、数冊しか読まないだろう癖して。

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2 コメント

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Unknown (1948219suisen)
2023-07-18 17:03:30
都会の人達には本の値段よりも置く場所の問題のほうが大きいでしょうね。和田浦海岸さんは置く場所の問題はあまり考慮しなくてよさそうなので羨ましいです。宮沢賢治も和田浦海岸家では遠慮しないで威張っていられることでしょう。私は、このブログを通してそのお相伴に与れるだけでも有り難いことです。
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こんにちは。 (和田浦海岸)
2023-07-18 18:05:38
こんにちは。水仙さん。丁寧な、
コメントありがとうございます。

そういえば、この頃、買っては、
辞書をひくように本を開きます。
欠けた辞書では調べられないし、
それに辞書は全部を読みません。
思えば贅沢な読書で楽しんでる。

安い古本で、読みにくいブログですが、
とりあえず、元手はかかってます(笑)。

これからも、よろしくお願いします。
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