私は 人の心の眠りをよびさますべく…

　　〇
神と人と
人と神と
このしたしい
なごやかな
愛のまじわりを
昔
人間は
光のなかに
みたのです

光をみて
むじゃきに
よろこんだ
人の心は
今も
ふところ
深く
眠っている

私は
その
眠りを
よびさますべく
この
地上に
つかわされたの
です

神と人間 お互いのいのちに出会う

　　〇
神様に
どうしたら
ちかく
思いをかよわせる
ことが
できるか
といえば
それは
ひたすらな
神への
呼びかけ
祈りによるのです

祈りの光のなかに
その人の光の
いのちと
いのちの
おやである
神様の
光とが
一瞬の
うちに
深く
交流し
神にいだかれ
神をいだいている
神と人間
お互いの
いのちに
出会うことに
なるのです

人を深く愛するということは 神のいのちに出会うということ

　　　〇
愛というものは
人に
自然に
やさしく
なるところ
から
育ってゆきます
そして
その愛は
神様の
みこころふかく
我々人間に
与えられた
ものなのです

人を愛する
本当に
深く愛するということは
自分自身のなかに
神性をみつけるということです
活きづいている
神のいのちに
出会う
ということなのです

神も又 愛を人にくだして…

　　〇
川は
どこへでも
ながれを
のばして
水を
とどめない

神も又
その愛を
人にくだして
なお
流れをせきとめず
ついに大河にする

水をのむように 神の真理をあおぎ 愛の光をあびる

水を
のむように
私は
神の
真理を
あおぎ
愛の光を
からだに
あびる

人間の
生きる源
すべての
人の生命エネルギーを
私は食して
いるのだ