僕のありえない日々

受け入れがたい日常について

夢が夢なら

2015年06月23日 | ありえない
昔好きだった人が夢の中に出てきた。

夢の中では、その彼女と同棲?していた。

で、同棲解消の運びのようだ。

彼女はフェリーに乗って遠い所へ旅立つようだ。

僕はここに残って今の仕事を続けるようだ。

僕は「このまま一緒にいよう。結婚しよう」と思っていたが口に出さず、見送った。

旅立つ彼女は笑っていた。

その言葉を口に出さなかった理由は、ようやくお互いに一人立ちしようと決断したのに、そうして彼女は一人になることに慣れてきたのに、それを引き留めてどうする。

夢の中でありながらそんなことを考え、結果として見送ることとした。

フェリーの中で彼女は既に誰かと楽しそうにおしゃべりを始めていた。



目が覚めて、いまさら夢の中に出てきたことにびっくりした。

正直、別れた時と同じままの彼女に会えてそれはそれでうれしかった。





きっと彼女は今も笑っている。



小沢健二 - 夢が夢なら