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戦争と平和 20

2020-06-02 13:43:01 |  ナポレオニック
ルールブックを確認したところ、ルールをいくつか間違えていたようなので、ここで訂正したい。

「戦闘により撤退する兵力は、そこで移動を終えないかぎり、敵軍のいるヘクスを通って撤退することができる(ルールQ章d項)」とある。



では敵軍を包囲する意味はないかというと、そうでもないようだ。
「補給線の切れた部隊の兵力は半数(端数切り上げ)となる」からだ。

「補給線の判定は各戦闘ラウンドの開始時に行う」とあるので、戦闘の途中で隣接する戦場が破られた場合、補給線を断たれる可能性もあるようだ。

さらに、「一度撤退した兵力が他の戦場に関与することも可能」とあるので、どうやら戦闘フェーズは、全ての戦場の第1ラウンド→全ての戦場の第2ラウンド→全ての戦場の第3ラウンド...というふうに展開されるようだ。




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戦争と平和 19

2020-06-02 07:14:52 |  ナポレオニック
池田理代子氏の説によると、フランス軍はウィーンを占拠したものの、オーストリア・ロシア連合軍に包囲され、窮地におちいる。


そこでナポレオンはロシア皇帝のもとへ使者をつかわし、援軍が来るまで「時間かせぎ」のための停戦交渉をすすめた。



長谷川氏の説によると、ナポレオンはこのときすでにトラファルガー沖でフランス艦隊が消息をたった(1805年8月)ことを知っていて、何とかしてロシア軍に壊滅的なダメージをあたえる必要があった。
そこでロシア軍の慢心をさそうため、わざと弱気な態度をしめした。

マクローリン『戦争と平和』でこれらの状況を再現するのは難しい。この勝利条件ならば、ウィーンから2ヘクス離れた地形修正+4の場所で決戦する理由はない。
アウステルリッツを再現するため勝利条件を以下のように変更する。
「第6ターン終了時、ウィーンから2ヘクス以内に1兵力以上があれば同盟軍プレイヤーの勝利とする。上記条件が達成されないときフランス軍プレイヤーの勝利」



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