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川崎109シネマのIMAXシアターで「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきた。
アバターに続く3Ⅾ映画だ。
私は監督ティム・バートンやジョニー・デップのファンではない。
また「不思議の国のアリス」のファンでもない。
なので、決して観る前の期待が大きかったわけではない。
それなのに全体的にかなりがっかりだった。
出演者はこんな摩訶不思議なキャラでとても魅力的なのだ。
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いかれた帽子屋と頭のでかい赤の女王。
それに、
おっさん顔の双子。
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両手をヒラヒラさせる、わざとらしいお姫さま的な動きがイラついたけど、美しい白の王女。
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でも、とにかく話が単純すぎて浅くて退屈なのだ。退屈なりにもう少し展開を魅力的にできただろうに、それがない。
言葉遊びみたいなナンセンスなおもしろみもない。
あと、主演のアリス役、可愛いといわれているらしいけど、私は地味で華やかさがなく、主役オーラが
薄いのでいまひとつだった。
それからむごいのが3Dの出来だ。
アバターのときに3Dを字幕でみると疲れるという情報があったので、今回も吹き替え版にした。
ジョニー・デップの生の声が聞けないってどうなのよ?と思ったけど、目が疲れるのはもっとイヤだから
「それもしかたない」とあきらめたのだ。
それなのに、めちゃくちゃ目が疲れたし。
アバターのときは上映時間が「アリス…」の倍もあったのに、それほど疲れなかった。
きっと、アバターでは、映画に奥行きを作り出すという効果をねらった作りだったことと、3Dの技術も
それだけ良かったのだろうと思う。
ところが「アリス…」ではグイッと飛び出したり、空間をピロピロ飛んでくるものがスピードがありすぎるために
目の焦点を合わす前に終わってしまう。
3Dの作りが雑で手前、中央、奥、という3か所くらいに分かれてしまっている感じ。
ちゃんとつながっている3次元の世界というふうには見えないのだ。
いわゆる飛び出す絵本を見ている感じ。
そんなこんなで、かなり早い段階から目が疲れて、頭がモヤッとして首や肩までこりこりになってしまった。
話の退屈さ、展開のだるさ、目が疲れ、首肩のこりにやられたせいか、強い眠気に襲われて何度かあっちの
世界にもっていかれてしまった。
う~~~ん、
あと、アブリル・ラヴィーンの最後の曲は合っていなかったと思うけどな~。
IMAXは高いんだよ、2200円する。
「THIS IS IT」や「アバター」を観た時は巨大画面の良さを実感し、IMAXで観て良かったなぁと思った。
でも「アリス…」を観た後は「もったいなかった感」を感じた。
せっかく観に行った映画を紹介するのに、いいところがないっていうのもなんなので
どこかなかったかな、と考えるがあまり見つからない(笑)
あ、吹き替えの声はわりと全員合っていたと思う。アリスが結婚させられそうになる相手だけ合っていなかった。
私にはめずらしくボロクソな評だが、もちろん私の個人的な見解なので、これから観ようとしている皆さんは
私の評で観るのを躊躇したりしないでね。
ただ、過度の期待はしないほうがいいことだけは確か。
話は変わって、
如月マヤチャンネルに新しい動画があがっていた。
私もまったく同感です。
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