カイロ市内のレストランでランチ後、当初はオプショナルツアーで古いピラミッドをめぐるはずだったが、急きょ7日目の「オールド・カイロ」観光に変更された。
ピラミッドのチケット遅れで時間がずれ込んだため、17:00発のルクソール行きの飛行機に乗れなくなる可能性があるからだそうだ。
というわけで、オールド・カイロ。
この一帯にはキリスト教の教会やユダヤ教のシナゴーグなどが集まっている。
聖ジョージ教会の外観。
まず、細い路地を通って、聖セルギウス教会へ。
入り口は階段を下りた半地下にある。聖セルギウス教会にはマリアとキリストが3か月の間、身を隠していたと言われる地下道の上に建てられている。
中は撮影禁止だったのだが、拷問の機械が展示されていたり身を隠すような小部屋があったり、信者が迫害を受けてきた歴史が詰まっているようで、哀しい気が充ちていた。
日本でも隠れキリシタンが弾圧された時代があったように少数派はいつも辛い歴史を持っているね。
現在のエジプトのキリスト教信者は約10%なのだそうだ。
それからさっきの聖ジョージ教会の中へ。
こちらはギリシャ正教の教会。比較的新しい建造で、わりと華やか。
最後にベン・エズラ・シナゴーグというユダヤ教の教会に行った。
ここも撮影禁止だったので写真はないが、ユダヤ教の人、昔はエジプトにもけっこういたらしい。
でも今では80代の人が50人くらい(少なっ!)なんだってさ。聞き間違えかと思って聞き返しちゃった。
オールド・カイロをあとにして、イスラーム地区にあるモハメッド・アリ・モスクへ行った。
巨大で立派なモスク。
モスクの前にはこんなアラバスター(エジプト産の白い大理石)の床の中庭みたいな広場があって、中央に洗い場がある。
イスラムの人は教会で礼拝をする前に手足を洗ったり口をゆすいだりして身を清めるのだ。ここは今はこわれているらしいけど。
右のほうにある塔はフランスにオベリスクをあげたとき(コンコルド広場にある)、お礼にもらった時計。
最初からこわれていて一回も動いたことがないんだって。エジプト人はすごく怒っている。なのでおわびにフランスはモスク内のシャンデリアをくれたらしいよ。
それでもまだ怒っている。
足場が組んであるので「修理をするのか」聞いてみたら「修理もしないし」「直らない」と言っていた。足場は飾りのようだ。掃除もしていないのでめっちゃ汚れてる。
モスクの中。靴をぬいで入る。あるいは青い靴カバーをつける。
巨大なシャンデリア。
天井。細工が細かい。
モスクの外から見たカイロ市内。カイロには1800万人も住んでいるんだって!
空港へ行く前に見えたモスク。きれい。
こういうエジプト航空の飛行機に乗ってルクソールへ。約1時間のフライトだ。
すごい夕焼けだった。ブレてるけど。
今日から2泊するホテル、ピラミサ・イシス・ルクソール。清潔で快適だ。
テレビでエジプトの音楽番組を見ている。エジプトポップスはなかなか調子がよくていい。CDを買いたいけど買う暇はないな。
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そうそう、昨年発売されて人気だったツタンカーメン寝袋が再販されるんだってね。
知らなかったけど。こんなの。
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去年の広告文がおもしろかった。
「強烈なインパクトを放つ、ツタンカーメンの寝袋が新発売!
ふわふわ温かくて、キャンプに、残業に大活躍まちがいなし!
3000年の眠りをあなたに・・・」
う~~ん、ほしいような、そうでもないような。
なんでも、この販売元の人が企画の会議前夜にツタンカーメンの夢を見て製品化を思いついたんだって。
何故かあのシステマチックな感じが
好きなんです。
画像全体に歴史の重みを感じますね。
じっと見てると取り込まれそうになりますよ。
ツタンカーメン寝袋、実物は見たこと無いけど
仕事先のライターさんが編集部徹夜用に使ってる画像を見たことがあります。
ちょっとギラギラしすぎて、チョコレートの包み紙みたいな感じでしたw
そんな姿で仮眠室の床に転がってるんだそうですよ・・w
今回のエジプト航路はご飯がおいしくて
スタッフも綺麗で良かったよ。
伝わったかしらん♪
写真撮っちゃいけない所が多くて残念だったけどね。
8月まで大丈夫だったのに今はダメとか。
え~!こんな身近に使用者を知っている人がいたか。
あはは、チョコレートの包み紙か~
ちょっと動くたびにカサカサいいそう。
3000年の安眠が訪れるとは思えないね。