VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

東急ホームのドイツ住宅

2006年02月18日 | 住宅業界
(左:白の塗り壁に木のサイディングの「ドイツ住宅」外観    右:独ALNO社キッチンを入れたオープンKダイニング)

東急ホームが昨年6月業務提携したドイツのフランホーファー研究所のゼルドバウアー建築物理研究所所長が来日し、
共同プロジェクト「ドイツ住宅」竣工記念記者発表が「季美の森」(千葉県)で行われた。

05/06年は「日本におけるドイツ年」ということで、
駐日ドイツ公使ガロン経済部長も出席、加えて経済産業省住宅産業窯業建材課荒木課長
が土曜日にも関わらずご参列。
 (荒木課長は新任の女性課長!非常に勉強熱心で今度、カスタマー動向をお持ちする事に)

このドイツ住宅は研究開発用のモデル棟で、今後、宿泊体験も含め
ドイツ健康建材や構造について、断熱性など性能を検証していく為のものだ。
具体的には、構造が【2X6に外断熱】というスゴイ事になっていて
寒冷地仕様というか、温暖な所に住む私としてはToo muchな感覚。

また、ドイツ窓の特徴的なドレーキップ窓のドアタイプを試しに開閉してみたが
慣れない事もあって、力が要った・・・「ドイツ女性はデカイもんなぁ」と公使夫人を見て思った。

基本的に、省エネで健康素材というのがドイツ住宅の特徴であるが
これから日本の気候やコストパフォーマンスの追及など、実験研究の過程に入るということだ。



記者発表・見学会後、個別で東急の開発住宅地「季美の森」「あすみが丘」を案内して頂いた。
というのも私はここで、ある企画ができないか検討しようと思っている。
現在分譲中の「ミルクリーク・ビレッジあすみが丘東)」
13年前に見て以来の数億円の戸建て街「One Hundred Hills(所謂チバリーヒルズ)」などを見て回り
スペシャル・イベントの可能性を検討した。

ゴルフコースと共に開発された「季美の森」が、イメージとしては考えられたが
最近の集客状況を聞くと、どの住宅地も地元/団塊ジュニアで占められ
東京・神奈川など広範囲の集客(=高額層)など、とんでもない環境のようだ。

確かに、足の便を何かで克服しないとイベント集客すら難しい事は重要なポイントであり実感できた。
この週末、テニスも蹴って現地調査した意義は大きかったかな。





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