VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

YKK AP、樹脂窓を国内でも発売開始

2009年07月01日 | 住宅業界
アルミサッシ事業から‘窓’事業へ拡大を図るYKK AP
その窓事業の新商品発表ということで、品川にあるショールームに向う。
JR品川駅のコンコースには大きな看板。 4月にリニューアルされたショールーム入口に新商品が展示。

吉田社長から「景気が悪くても時代が欲するものを提供できれば支持される。環境対応商品の樹脂窓は中心商品に育てたい」
事業の大きな転換期を迎え「ワクワクしている」と期待を語った。『APW330』シリーズ(東北エリアから販売開始)
フラットなスリムデザインが特徴
樹脂窓は国内での販売に先立ち、米国で製造販売の実績を積み満を持して国内本格投入。

アルミの1/1000の熱伝導率である樹脂の断熱性は省エネ建材等級、最高の4スター。光熱費は25%の節約。(YKKAP調べ)
その他、独自のガラス接着技術によってフレーム強度と共にスリムなデザインを実現した。コーナーもフラットに。

業界初の10年保証を付け、樹脂の耐久性とアフターサービスをフォロー。
また販売手法にネット積算→発注を導入し、工場から施工現場へ直接輸送しコスト削減、アルミ樹脂複合サッシと同程度価格を実現。

ショールームでは窓の高さや大きさを可動スケールの窓モデルで実感できる。

私は05年米国のInternationalBuilders'Show見本市へYKKAPが樹脂窓を初出展された時、吉田社長とラスベガスでお会いしたのを思い出した。
国内の樹脂窓市場シェアは約7%。自社含めアルミサッシの牙城である日本市場で‘エコな窓’として打って出る。

ちなみに、その7%のレアな樹脂窓ユーザーである私・・・5年前建築当時、米サーティンティード社とライセンス製造していたクレトイシ製。
窓は木製・アルミ製も採用し、その断熱性能を実感している。樹脂窓は軽い操作性も気に入っている。
我が家の窓からはクレセント(鍵)が飛び出して見えるが、『APW330』では見えないよう隠したデザインになっている。

猫のCleopatraは上の窓、犬のElizabethは下の窓からお外を眺めるのであった・・・・


3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしく拝見しました (テロワール)
2009-12-06 10:06:02
旭化成のOBとして記事に驚きました。岩本君はかって私の部下であった優秀な社員で、社長の波多野さんはちょっと上の先輩です。先月も住宅OB会でお会いした方が、VIVIENさんのブログで拝見することに驚きと感動を覚えました。
話は変わりますが、美味しいお店が登場しますが、ポルドガルレストラン以外皆分かります。
サッカヴァンは昔四谷三丁目、荒木町にありましたが移転したのですか?有資格者としてワインの世界は説明できますので、機会があればお呼びください。(笑い)
ネット社会らしく・・・ (Vivien研究員)
2009-12-07 23:53:14
私のBlogを偶然見られた40代の女性が、高校時代の同級生男性を発見されたとか
ネットならではの遭遇が結構あるみたいです。

旭化成さんは沢山記事に登場しますので
Blog内‘旭化成’検索結果のアドレスをリンクしておきます!
http://blog.goo.ne.jp/vivienfujii/s/%B0%B0%B2%BD%C0%AE
(‘前のページ’クリックでドンドン遡ります)
ありがとうございます (テロワール)
2009-12-08 09:57:22
旭化成の情報多いのですね。OBとして聞いている情報とvivienさんが取材されている情報と比較すると面白いです。熊野と私は同期です。
vivienさんの活躍される分野に関心がありますので今後の活躍を期待しています。

コメントを投稿