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VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

岩見隆生、政界再編を語る

2007年07月19日 | 住宅業界
(株)日本建築センターが運営する『住まいの産業ルネサンス塾』の総会後講演会で、
テレビでもお馴染みの岩見隆生氏が「政界再編成への道」という旬なテーマでお話を下さった。

と言っても実はご本人、49年勤めた毎日新聞社を3月に退職し3ヶ月の20カ国を回る船旅からご帰国された所で
松岡議員の自殺や年金問題による政治の混乱も、浦島太郎状態であったという。

その旅行体験を前置きで触れられ、観光先進国スペインでの驚きや
(外人観光客数2位の約5000万人は1位フランス約7000万人を実質上回る価値。日本は30位約600万人)
インドの実情を目の当たりにすると、麻生大臣の「とてつもない日本」はかなり楽観的に思えたと。

本題に入り、まず選挙の争点が年金に終始し政策論争が欠けている事を非難された。
また安倍政権のまずさは“人事のつまづき”にあると。
政治家は年齢が若いという事より、キャリアが短いという事の方が問題で(議員歴:安倍14年:小沢37年)
「人事を見れば指導者の潜在能力が見える」とおっしゃたのに共感した。これはビジネスの世界と全く同じだ。
与党過半数への要件数字を書いて解説
さて参院選の動向に触れて、与党過半数確保の数字【51】を前提に1人区がKeyになる状況と
与党[勝利][小差敗北][大差敗北]など、各ケースの“その後”を具体的人名を出しながら過去のケースを振り返りながら予測。

公職選挙法に触れても何ナノで、ここでは控えるとするが・・・
聖徳太子17条憲法『和を以て貴しとし・・・』にまつわる小泉劇場など、考えさせられることも多く
お陰で政治初心者の私は、この選挙を10倍楽しむ事ができる基礎学習をさせて頂いた。

講演の後は、岩見氏も囲んで懇親会。
この度、(株)日本建築センター社長に就任された社本氏(写真左、元松下電工)からご挨拶。
  
塾の運営にご尽力されている山本一元氏が乾杯のご発声。
懇親会でもフランクにお話をして下さった岩見氏、お名刺のご自宅は熱海だった。
客船旅行といい、ジャーナリストとして極められた人生の成果を見せて頂いた感じ・・・・ 


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