VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

プレハブ建築協会、Panasonicセンター&トヨタ工場見学

2009年07月17日 | 住宅業界
プレハブ建築協会の住宅部会が企画する報道関係者向け見学会、
今年は有明のパナソニックセンター東京から山梨のトヨタホーム工場へ。

午前中、パナホームの案内でパナソニックセンター内と「エコアイデアハウス」(右)を見学し、Panasonicグループの最新技術を使った、放送や防犯などのデモストレーションを体験。(両館とも内部は撮影禁止)
 
エコアイデアハウス」は以前「EUハウス」として展示されていたものが今年4月からリニューアルOpen。
リビングの壁にフューチャーライフウォール(が設置されたり、蓄電システム展示などが充実していた。
さて、パナソニックセンターを後に、バスで山梨に向う。 途中パーキングエリアで‘巨峰ソフトクリーム’をGet!
 
山梨県南アルプス市にあるトヨタ自動車山梨事業所に到着。少し雨模様・・・トヨタホームのキャラクター、モックンとアトムがお出迎え。
 見学者用キャップを被って
トヨタ自動車の国島山梨事業所長はじめ幹部が工場紹介のプレゼンテーション。トヨタホームの販売エリアを3工場で分担している。
  
トヨタ自動車は1975年に住宅事業へ参入、08年販売戸数は4232戸。メインのユニット工法は工場生産化率が85%と高いのが特徴。
1住戸あたり平均12ユニットを利用し、人工などの調整ができれば15日間で完工できるスピード。
  
様々な所で車の技術が応用されているトヨタの家づくり。防錆処理のカチオン電着塗装もその一つ。(右、梱包に貼られた施主家族写真)
 
ダンパー技術は住宅の床に採用され、下階への騒音を防ぐ。(床を飛んで、その効果を紹介)
 
この山梨事業所では年間約4000組の見学者を受け入れ、エンドユーザーも約1100組来場するという事。
(モックンのサインだ!)           工場内に入る前に、見学者の皆さんで集合写真。
 
工場は世界のトヨタ方式‘ジャスト・イン・タイム’と‘自働化’が住宅生産にも導入されていて
工場内を小さな運搬ロボットが、頻繁に行き来していた。
工場内では、こちらの[検査]エリアのみ撮影許可。270項目に及ぶ検査項目を機械と人がチェック。
 
建築現場で合わせる施工方法とは違うよなぁ・・・と工場の技術に感心し、
加えて社員の方々の誠実な対応を見ることで、施主の‘安心を買う’気持ちが分かるのであった。

さて見学後は宿泊ホテル(甲府富士屋ホテル)にて夕食。 夕食後は・・・皆さんとカラオケに興じるVivien研究員でありました。