VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

トヨタホーム、高級賃貸住宅も推進

2009年02月06日 | 住宅業界
トヨタホームの賃貸住宅「シーズンステージef(エフ)新宿西落合」が竣工し記者向けの内覧会が催された。
この物件は東京電力の遊休地に、トヨタグループと東京電力グループの“コラボレーション賃貸住宅”として企画開発。
「安全・安心の追求」「環境負荷の低減」「車と住まいの融合」がテーマになっている。

都営大江戸線「落合南長崎」駅から徒歩9分、メゾネット型で総6戸の低層高級賃貸マンション、というよりテラスハウス。
賃料は38万円~50万円/月(102㎡~137㎡)、管理費無し。高級物件に強いケン・コーポレーションなどが客付け中。
各戸戸建て感覚で独立しているが、管理やセキュリティ面では賃貸集合住宅としてのメリットがある。 
 立花トヨタ自動車専務のお祝いが

「車と住まいの融合」の一つは、ビルトインガレージを開け放つと2軒のガレージ空間がインナーテラス風になって繋がりを生む。

そしてもう一つ、プラグインハイブリッド車用の200V外部電源がガレージに装備。
(まだ日本に数台しかないPlug-in HYBRID車の前で稲葉賃貸住宅事業室長と)

東電さんが事業主ですから勿論オール電化住宅。ガレージにはコロナ社の、裏庭にはダイキン社のエコキュート。

IHキッチンはINAX社。右、パントリーがあるのも100㎡以上の住宅空間ならでは。

リビングには薄型TVを置くためのLEDシアター照明のあるローボード。賃貸では珍しい中庭空間のあるリビング。
トヨタ製空気清浄機
2階のバスルームはTV付き、バルコニーに面して窓&ドアも。都会にあってもゆとりを愉しむ設計。


昨年から本格的に賃貸事業を展開するトヨタホーム。今回は鉄骨造注文戸建のエスペシオシリーズの企画仕様。
企画型「スマートメゾン」のユニット造と違って変形敷地などに対応できる為、都心部を中心に展開してゆく。
今回の東京電力のように企業の遊休地などを、トヨタグループのネットワークで掘り起こして行く戦略という事だ。