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VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

既存住宅活性化プロジェクト

2008年03月19日 | 住宅業界
リクルート住宅総研では今期の調査研究テーマを[既存住宅活性化]に置き
ユーザーの中古住宅に対する意識やリフォームの実態を、日本とアメリカで同時調査し
日米の既存住宅流通数の格差要因が何処にあるのかを探った。

また、日本の新築/中古住宅購入者調査による比較分析も加えて、一冊の報告書「既存住宅活性化プロジェクト」にまとめ
今日、メディア記者や業界団体の方々への報告会を行った。
 
調査担当した島原研究員から内容を発表報告。    (進行役のVivien研究員)
調査結果内容については、総研ホームページにて。

今回の日米調査で気付かされた点は……
●中古住宅への障壁は、日本人の‘手垢?嫌いの新品好き’気質が大きかった(米国人比)
●家に手をかけない日本人とリフォーム・DIYに勤しむ米国人。
 リフォームの目的が、米国人の場合‘美しく、好みのデザイン’にする為に対し、‘快適性’を高める為の日本人。

まだ日本の住生活は、楽しみ・娯楽や趣味的領域に達していない事を再認識した。

中古住宅を購入しない理由に[見た目の美観が悪い点]が上げられるにも関わらず、
売り手としてはリフォーム投資できない現状があることから、今回我々はリノベーション販売を一つの推進策として提案した。

物件を買い取りデザイン性や耐震など性能を高めるリノベーションを施して再販。
中古以上、新築未満の価格設定でユーザーにリノベーション後の物件を見せて売る。
既に積水ハウスや東急電鉄など大手も手掛けるが、設計事務所系や不動産仲介業者など多業種が参入していて
北海道庁では、官民のプロジェクトでリノベーション物件の流通ビジネスモデルを推進している。

ストック時代に向け生活者の意識を変えて行く為に、既存住宅であっても夢のある住まいを沢山見せて行く事が大切であると思う。


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ところで、今日は私の誕生日だった・・・報告会に参加した日経新聞の長谷川さんが
それを覚えていてくれて、プレゼントまで下さった! Thank you so much!!
 

そして家では同じ誕生日の愛犬Bethと私用に、Timがケーキを用意していてくれた。
ナンだがグチャグチャの絵は、左が私で右がBeth!?・・・『サン・ルイ島』逗子店で「自分で書かせてくれ」と頼んだらしい。
                          (お店の方、ご協力有難うございます)
  
上海で買ったジャスミンの花茶を入れて・・・歳をとるのは嬉しく無いが、まだまだケーキは嬉しい御年頃!