迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

距離

2011-11-12 09:29:22 | 3.11
朝からヘリが何機か北へ向かって飛んでいく。

今日は、メディアにフクイチが公開されるんだった。

それでかあ、納得。



さて、昨日、3.11から8カ月、と思っていたら、

100年に一度という1並びの日だったんですね。

ニュースで知りました。

このどうでもいい一瞬を大事にする人もいる、

いやどうでもよくはないね、

どの一瞬も、今この時の一瞬も、貴重な大切ないのちの一瞬・・・

なんて、朝だというのにだら~んとPCに向かってるアンタが言うな?

はいはい、ごもっとも 








この8カ月。

世の中がグルンとひっくりかえったようで

その新しい世界に馴染めないまま(当たり前)過ごしてきました。

震災後東京で暮らす親戚と話したら、

まわりでは、震災や原発事故などもう終わった話のように、遠くなっている。

首都圏でのホットスポット発見の騒ぎすら、あんまり問題にならない。

そんな空気。

こっちでの生活が長くなり当たり前になって、

自分の中でも、忘れたいという思いがあり、ときどきあの記憶が

遠ざかってしまうことがある、と。



無理もないです。

それはしごく当然のこと。

現場から距離が遠くなればなるほど、意識が薄れ

関心もなくなるのは、

きっと私もおんなじだから。






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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております


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