迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

がんばっぺ フラガール

2011-11-07 21:58:24 | つれづれ
11月だってのに、気温高め。

で、いまだ蚊がいるんですよ。孫たち刺されまくり。

今も、どこからともなくぷ~んと飛んできて、

マウスを動かしていた手、刺されました



住職が京都へ出かけましたので、これ幸いとばかり

chihirockと、夜間外出。

何のことはない、映画を見に行っただけですが。


がんばっぺフラガール ~フクシマに生きる。彼女たちの今~


レビューを読んだだけでウルウルの私は、しっかり泣く準備もしていきましたよ。

いわきの人間なら、見ておかなくっちゃね。

しかしながら、平日夜ということもありまして、客の入りはイマイチでした

完全ドキュメントだから、劇場映画としてはどうなんだろうと思ったけれど、

さすがに出てる人も娘や息子の知人だったり同級生だったり、

背景も見知った場所ばかりなので、映画としてどう、なんてことは、

もはやどうでもよくなっておりました。


だいいち、ジェイク・シマブクロのウクレレが流れただけで、

涙出ちゃうし 


圧巻のダンスを繰り広げる舞台のフラガールたちが、

とっても輝いていて美しくて、

出番が無くてもトレーニングと裏方に汗を流す

ファイアーダンスのメンズがカッコよくて、

支配人さん初めスタッフも一生懸命で、

地元にこんな素敵な企業があってよかったな、と

素直に思った。


それにしても、双葉出身でサブリーダーを務めるフラガールさんが、

ふくイチから2キロの実家に一時帰宅した際の様子。

人気のない道路で、大熊町で飼育されていたという駝鳥が!

人恋しいのかお腹がすいたのか、カメラに近寄ってくる。

なんかめっちゃシュールな画だ。


ハワイアンズの地震被害があれほどひどかったとは、

映像を見て初めて知りました。

10月1日に一部の施設を残してオープンしましたが、

再開にこぎつけるまでにはどれほどの苦労があったことでしょう。

でも実際はこれからのほうが、別な意味でもっともっと大変なんだよね。

復興は言葉で言うほど簡単じゃない。

頭ではそれをわかっているけど、でも、何だか希望も湧いてくる

そんな映画 



帰り、chihirockと、

こりゃあ、行かなくっちゃいけないな、ハワイアンズ

と、話しました。

正直、もう10年近く行ったことが無い。

でも、ものすごく彼女たちの舞台を見たくなった。

ついでに、与市(巨大露天風呂)に入ってこよう。



映画のラストがとても心に染みました。

機会があったら、ぜひ見てね。



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「福島を生きる―いまそして これから―」

日時 11月29日(火)13時から

会場:東本願寺視聴覚ホール

講演:山内知也さん(神戸大学 放射線計測学)

報告:小丸洋子さん(福島県浪江町正西寺)
   
    佐々木道範さん(福島県二本松市眞行寺・仙台仏青会長)

映像:福島の声を映像でお届けします

  *多くの方々のご参加をお待ちしております




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