迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

九州の地震

2016-04-16 23:30:14 | 様々な問題
昨日、いてもたってもいられなかったのか

息子が友達と連絡を取り合ってひとり熊本へ向かいました。

福岡で物資を調達し、夜遅く熊本市に着いたそうです。

着くなり「揺れてる~~~」「救急車が~~~」「震災を思い出す」と

LINEに書き込んできました。

何ほどのことができるかはわかりませんが、

仲間と合流して少しでも必要な物を届けることができればいいのですが。


東日本大震災後、九州の人たちが東北まで足を運んでくれ、

息子たち仏青の活動も本当に助けられてきました。

また、私もこの地震災害の直前に、京都で坊守会連盟の集まりに参加して、

全国の方々と交流する中で九州の方とも親しくお話ししてきたばかり。

そこでは引き続いての東日本大震災の支援についても話し合われて

感謝の気持ちで帰ってきたところでした。

熊本から出席された方は帰ったとたんのこの災害にあわれて

どんなに驚き困っていらっしゃることでしょう。


自坊の開基は熊本の宇土と伝わっています。


寺歴によれば源経基の子孫・周防守義辰、出家して釈慶徳と称し、
肥後国網津郷に一宇を建立。
末弟義明、東本願寺十代證如上人のもとで出家剃髪、釈祐俊と名乗り、
岩城重隆公のもとに寄寓するところとなった。
天文二十年(今から四百五十年ほど前)寺領
の寄進を受け寺院を建立。
いわき明賢寺の嚆矢である。(自坊HPより)



半年ほど前、仕事で熊本に行きました。

帰る日の朝、熊本城の天守閣に一番乗り。

まだ係の人しかいない静かな天守閣から見回した熊本の町が忘れられません。


地震も土砂災害もこの後心配なことばかりですが

何とか乗り越えて欲しいと願っています。

そして出来る支援をしていきたいと思います。








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