迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

あるブログの紹介です

2011-05-08 23:30:07 | 3.11
今日は母の日。
白いカーネーションにまつわるニュースが多く、胸が痛かったですね。
わが家にもいつものようにお花が届きました。
「いつものように」
こんなことが言えるって、実はとっても大切なことだったんだ・・・。



さて、被災地や被災者を映し出すテレビなどの報道から、私たちは目が離せないのですが、
それは余りにも悲惨な現実の中のほんのワンシーン。
その向こう側に広がっている世界の真実を私たちが知ることは少ないです。

下のブログ記事を読んで下さい。
彼女の姿はアップで何度もテレビ画面に映し出されました。
そこに男性の大きな声がかぶさり、東電の役員の土下座する姿。
それはあきらかにテレビ的に意図された切り取り方だったと思います。

みんなぎりぎりまで我慢に我慢をしていたんだと思う。
自分の家に暮らすことができて、恵まれている(今のところは)私ですら、
大声で叫び出したい時もあるんです。
できれば彼女の言葉に耳を傾け、被災者の苦しみに寄り添って頂ければと思います。

 東日本大震・災浪江町請戸(うけど)の災害者応援ブログ

浪江町は私の母の実家のある町。
その海岸部の請戸地区は大津波で壊滅し多くの人が亡くなりました。
けれど、原発事故のため、1か月以上も行方不明者の捜索ができませんでした。

原発事故って、こういうことなんですよ。
電力事情が悪くなるとかそんなこと以前の問題。
菅さんのどんな事情の発言にせよ、無くすつもりが無いのなら、
せめて浜岡の安全対策の見直しをするのは急務だと思います。



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