迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

盛岡へ

2007-06-01 22:35:33 | 行事
先月の29日、住職は宗議会のため京都へ。
約2週間の不在です。
その間の法務は、副住職が勤めます。
息子が寺に戻ってくるまでは住職不在のこの期間がハラハラのしどうしでした。

同じ日、私は北へ。
盛岡の岩手真宗会館で仙台教区差別に学ぶ協議会の共学研修会があったのです。
「狭山事件にまなぶ」として石川一雄さん、早智子さんご夫妻のお話をお伺いしました。
狭山事件が起きたのは1963年、実に44年も前のことです。
犯人とされた石川さんの長い長い闘いの始まりでした。
お二人にお会いしたのは去年、協議会のメンバーと一緒に狭山に現地調査に行って以来です。
力強く無実を訴える石川さんと、石川さんを支えて熱く思いを語る早智子さんのお話しにいつもにまして感動しました。
再審を求める署名も100万筆を越え、東京高裁に提出されたとのこと。支援の輪は確実にひろがってきています。
たくさんの人々が狭山事件に疑問を抱き再審を願っています。
裁判所はどうかこの声に耳を傾けて欲しい。
石川さんを縛り続けてきた見えない手錠の取り外される日が一日でも早くきますように。

さて今日は、住職から「念仏法難800年を考えるつどい」の記者会見があったというメールが届きました。
ずいぶん時間をかけ多方面と連携しあって準備してきたつどいです。
新聞でも取り上げてもらえるといいなあ。
つどいは6月9日土曜日。
知恩院から安楽寺まで参加者による念仏行脚があるので、お天気の具合も気になります。
議会もこれからが本番。


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