virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

六甲

2006-01-19 09:44:33 | チャリンコ
昔々、阪急六甲の駅から少し東のところに数年住んでました。
車を手放しに六甲に行ったので、帰りにチャリで懐かしの場所をうろつきました。

「山麓荘」というアパート、10数年前(地震の前)にはまだ健在だったのですが、写真中央の建物に代わってました。
手前は阪急電車の線路。左が大阪方面、右が六甲駅方面。道路沿いには駅に近いということで駐輪場がありますねぇ。
当時、道路はもちろん未舗装で、駐輪場のところ、道路と線路の間は草むらでした。
電車がストで止まってる日は嬉しくて草むらから線路上まで進出して遊んだものです。

山麓荘のすぐ裏手、近道で金網をくぐって通った徒歩1分の幼稚園。先生のリードで歌う大合唱が道路まで聞こえてました。
「今何時か見てきて」と先生に言われ、「ハ~ィ!」と何人かで廊下に出て壁の時計を見たけど、よく解らなかったことを覚えています。10時とか3時とかちょうどだったらよかったのですが・・・

山麓荘と駅との間の「高羽踏切」
踏切右上角のところに当時「踏切番の小屋」があったんです。ここの職員と仲良くなって、一時期毎日小屋に通って何時間も過ごしてた。
コンパクトにまとまった小屋はあこがれの「基地」。一畳ほどの広さの所に一緒に座って、お茶やお菓子をもらって、遮断機の上げ下げや札を掛けて電車の通過をチェックする仕事を見てドキドキ・ワクワクしてました。

大きくなったら何になりたい?ときかれると、小学校低学年までは必ず「阪急の踏切番のおっさん!!」と答えて周囲の大人を落胆させてました。若い職員ではなく、ちょっと窓際的年齢の方が勤務してたせいもあるでしょうね。

山麓荘から東に50mのガード
ここをくぐって、山側に行き、お風呂屋さんに通ってました。姉は高羽小学校への登下校時にも通過。ガードの南側は草むらで、夜は暗くて寂しかったのですが、今は家がぎっしりと詰まって面影まったく無し。お風呂の帰りには少し遠回りして高羽踏切を下ることも。踏切の上に牛乳屋さんがあったからです。
この日お風呂屋さんも牛乳屋さんも見当たらず。山麓荘がまだあった頃は煙突も見えてましたが・・