virtual"the elf"

神戸の舞子,海岸近くのelf。'04幕を下ろし、その秋仮想空間にてゾンビのごとく甦る。マスター谷口の世界へ酔うこそ!

懐かしの「うどん自販機」

2018-02-26 09:10:28 | レトロと不思議
神戸の東端、東灘区の深江浜。と言っても、ビーチはなく、埋立地。
神戸東部市場(卸売市場)、ホームセンターカインズ、いろんな工場などがあるところです。

ことのついでに、今では「27秒で生のうどんやそばの出てくる自販機」が神戸市内でここにだけあるというので、食べに行ってきました。

今は昔、まだロン毛だった頃。
夜中開いてるコンビニなどさらさらない45年ほども前、夜遅くなってお腹が減ると、よく食べたのが大学生協にあった「27秒で出てくる自販機」の、"きつねうどん"と"中華そば"。
大きな甘いお揚げに生の青ネギ入り、七味あり・・、焼き豚に支那竹に生の青ネギ入り、胡椒あり・・、美味しかったなあ~
当時の自販機は川崎製鉄(本社:神戸)系の会社製造で、エレベーター内の階数表示ランプのようなのが縦に並んでいて、上から下へ順に光っていって、一番下のランプが消えたら、生めんのうどんや中華そばがドッカンと出てくるという、工学部学生たちにとっては感動ものの機械。
パーソナルコンピューターなるものがまだなかった時代、
小さいオッサンが入っとんちゃうか~とのぞき込んだりもしましたね(笑)

カップヌードル自販機も並びにあったのですが、生めん類にはお味・食感共に太刀打ちできません。
で、生めん自販機がよく売り切れになっていて、その時はしかたなくカップヌードルですが、満足はできませんでしたねぇ。
大学近くに住んでいた友人たちは、この生めん類自販機の器を持ち帰って、食器として使ってましたわ。

いや、懐かしの今昔麺物語でした。

ということで、どんどんなくなりつつある昭和の美味を求めて神戸を西の端から東の端までチャリこいで行った訳です。

ここじゃ、ここじゃ、ここだっせ!と深江浜のコンビニ前に到着。
富士電機製の秒数デジタル表示のうどん自販機あり!

メニューは「天ぷらうどん」「天ぷら蕎麦」のみで、キツネうどんはもとからありませ~ん
うどんはもう売り切れで、ただいま「天ぷら蕎麦」のみ販売中。
あら、残念!
やはり、関西はうどんのほうが人気なんでしょうねぇ・・・

 懐かしカップヌードル自販機もあり

天ぷらは、きつねのお揚げさんと比べたら、なんともインスタント的風味ですが、生の青ネギも入ってました。

写真を撮って、食べだしたら、雪が降ってきた~~
六甲の山々は白く煙ってま~す
「雪見蕎麦」・・
蕎麦はすぐにぬるくなって、体はぜ~んぜん温っまらず
食べ終わって、カインズに駆け込みました。。。