=去年UPしそこねたネタです=
僕が若い頃・・
オイルショックやドルショックで日本の高度経済成長にかげりが見えた時期もありましたが、それでも生活は豊かになる傾向で・・
車とウイスキーはどんどん高級化していったのですわ。
そのころサントリーならメインは"オールド"!
より安価な順に 角瓶⇒ホワイト⇒レッド⇒トリス(1本380円くらい?)。
高級な"リザーブ"にメインが移って行ったのは20歳台後半からだったかなぁ。。。
ウイスキーはTVでも宣伝をよくやってたし、ビール飲むよりはリッチ感覚でした。
で、TVのサントリーコマーシャルに出てきたのが重厚でカッコイイ山崎工場の姿!!
お酒の店をしていた余韻でさらにお勉強しましょねっ!の気持ちと無料試飲!にそそられ、
サントリー山崎工場見学に行ったのは去年の7/24でした。
左建物をTVでよく見てた~!
すぐ前はJRの線路なんで、京都に行くときは必ず見えて「オ~ッ!」と思います。
25歳の頃に前夜飲みすぎて、降りる大阪駅を乗り過ごして熟睡。
この工場が見えたときには冷や汗が出たのが忘れられません。。。
工場に入りま~す!
大麦を発酵させたものを蒸留することによってアルコ-ル度数を高めます。
この釜みたいな中で温度を上げます。
水よりアルコールのほうが低温で蒸発するので、温度は80℃くらい。
蒸気になったアルコールは上に上がって細くなったところに集まり、
こんどは冷されて液体になります。
このあたりまでは店をしてたので基礎知識として知ってました。
釜の蓋からL字のラッパの根元状部分の形が釜によって違うでしょ?
同じ材料でも、異なる形の蒸留装置なら出来る味が違ってくるのだそう!なるほどね~!!
お次は樽につめて、寝かして、熟成させるのですが・・
何種類もの大きさが違う樽を使って
環境の違い(位置の上下によってもね)を作り、異なった味を作り出す!なるほどね~!!
寝かせばより褐色に!まろやかに!
寝かす年数によっても色・味は異なってきます。(左樽←右樽)
同じ工場で出来た、樽ごとに異なった味のウイスキーをまぜて、
一つの"シングルモル・トウイスキー"が出来上がるんだそうです。
こうすることによって、その時々の出来上がり味ムラを無くして、
いつもの味!の調整をするんだそうです。
へ~っ!ガッテン!ガッテン!ガッテン!
お勉強になりました! ・・つづく・・