EMANON

「無題」らしく。。。

サンフランシスコ③ 坂とケーブルカー

2010-04-03 11:14:15 | アメリカ生活
サンフランシスコといえば「坂」そして「ケーブルカー」。

坂の勾配がもうすごいのなんのって。。

そんな急坂に合わせて建物は建ち、道には車が駐車されている。

こんな風に…

見上げるとこんな感じ。

逆に見下ろすとこんな感じ。


坂の中腹から。






ここのドライバーはみんな腕が立つのだろう。
だって、、急坂での縦列駐車はなかなか骨の折れる仕事。。

そんな過激な坂をケーブルカーは登ったり降りたりしている。

ケーブルカーは全部で3路線。
 パウエル-ハイド ライン(Powell-Hyde Line)
 パウエル-メイソン ライン(Powell-Mason Line)
 カリフォルニア ライン(California Line)

ケーブルカー車両。


「ケーブルカー」とは言っても、日本にあるようなタイプとはそもそも種類が異なるらしい。
日本にあるのは片方が登る時に、もう片方が降りてくる「つるべ式」。
サンフランシスコのものは地中にあるケーブルを掴んだり離したりして操作するタイプ。
つまり、日本のようなニコイチタイプではないらしい。

だからすべてのケーブルが集中している部分がある。
それがここ。

3路線すべてのケーブルの動力源。
ちなみにここはケーブルカー博物館も兼ねている(入場無料)。


ケーブルカー内部。

「グリップマン」という運転手がグリップを操作しながらケーブルカーは進んでいく。

あと、カリフォルニアライン以外の2路線は車両が1方向にしか進めないので
終点で車両の向きを変えるターンテーブルがある。
そんなターンシーン。



グリップマンこと運転手たちが車両を押してターンテーブルに乗せ、
これまた人力でテーブルを回し、車両の向きを変え、車両を押し出す。

ここはパウエル-ハイド線のハイド側終点にあたる。
観光スポットが近い為、ここは昼間常に乗車待ちのなが~い行列が。
多分この時も1時間、、とは言わないものの40分ぐらいは待ってた。。


実際乗ってみると、これがまたなかなか面白い。
過激な坂をするする登っていくし、下りは下りで迫力十分。まっすぐ立ってられんし。

というわけで、ここに2日いる間に6回ぐらいは乗ったかな? 笑
だって、、楽しいんだもの。。

というか、現実的にケーブルカーやバスがないとダウンタウンを移動出来ない、、
、、出来なかないが、何と言っても坂がすごいから移動が大変。
歩くのは体験程度にしておくほうが無難。


※小情報…
このケーブルカー、普通に乗ると1回$5。。高っ。
ただし、ミュニパスポート(Muni Passport)というバス・メトロ・ケーブルカー
乗り放題の券があるので、それを買うのが大変効率的。

南北を走るパウエル絡みの2路線はだいたいいつも混んでます。
ただ乗りたければカリフォルニア線をチョイスすべし。


ケーブルカー、なかなかイカス乗り物でした。

最新の画像もっと見る