四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第三十八番 金剛福寺えと

2006-03-07 15:02:10 | 
1997 5/25 (23日目)
宿の、鶏の鳴き声で”起床”AM4.50 体操 

AM6.45 スタート
神戸さんはもう出発していた。
彼は、足に魚の目と豆が有り、テーピングに一時間掛けて足作りを
している。
AM7.40神戸さんと一緒に成った。  入江で休憩。
久し振りに「潮騒」を聞きながら、談笑。
歩くペースが違うので、私が先にスタートした。

途中 タバコの花を取っている、ご夫婦が居たので挨拶をする。
伊布利の遍路道を、心経を唱えながら歩き続けた。
真っ青な太平洋 一人占めだ。
元気な子供達が、自転車に乗り、手を降りながら挨拶をしてくれた。
何所へ行くんだ?~ 土佐清水まで~ 気を付けて~。

この辺の海では「鯨」が見える事が有るらしいが、今日は「塩吹く鯨」は
見えなかった。

歩いていると、反対方向から本格的な僧侶の装束で(お椀を伏せた様なあじろ笠・
わらじ・金剛杖・・空海さんのブロンズ像の様な姿)歩いて来られた方と出会った。
暫く立ち話・・・逆打ち(八十八番さんからーーーー>一番さんえの巡拝)
をしています。福岡の今村さんと、名乗られた。
話していると、神戸さんが来られたので、今村さんとはお別れした。
神戸さん、道を間違えて遅くなりました。
二人でバス停で休憩をする。 足に太陽と空気を・・・。

AM10.00 私が先にスタート。風が出て来た。心経を唱えながらスピードアップ。
窪津 鯨の町 
ハザシ(?)・赤褌で、鯨に馬乗りに成って大型の包丁を打ち込む話が看板に
描いてある。命懸けで鯨を捕る、海に生きる男の凄さが感じられた。
俺には、出来そうも無い。

遍路道 上下の変化が激しくなる。暑い・・・が、風が強く助かる。
足摺岬も後一息か・・・。
美しい海が続く・・・桃の木谷橋より、エメラルドグリーンの海に感嘆の声を
上げた。
風のせいで、海に白波が目立ち始めた。

  足摺岬まで、後八百メートルの標示あり!!! 後一息だ。

椿の木々で出来た”椿ロード”を出ると”中浜 万次郎”のブロンズ像が
太平洋に向かって、凛と立っていた。

PM12.30金剛福寺 山門に到着した・・・土佐湾の弓形の部分を歩く事が出来た。
嬉しかった・・・ !!!!! 合掌・・・。