goo blog サービス終了のお知らせ 

四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

上野公園の桜

2008-04-30 15:38:22 | 四季
四月一日(火) 晴れ 気温 4/15℃ 

現役時代に、大変協力してくれた、お二人さんの定年退職を祝おおと、上野公園に
やって来た。
満開を数日過ぎた今日・・・わずかな風に花びらが舞う・・・。
大勢の花見客の流れ・・ウイークデイなのに、新入社員らしき人達が場所取りをしている。
昼頃なのに、飲み会が始っている!!! 愉しそう!!!

上野公園の桜・・・何年前に見ただろう? 思い出せない。
それにしても、こんなに美しい桜は、記憶に無い。
桜の枝が織りなし・・真っ白でなく、ブルーがかった白・・素晴らしい雰囲気。


待ち合わせ時間はPM13.00 未だ時間があるので、花見客の流れに身を任せて花見をした。
幸せな時間が流れる・・・合掌。

ご無沙汰致しました。

秩父巡礼の旅 (4)

2007-06-21 21:47:21 | 四季
2007 2/22
秩父札所について(以下、秩父札所連合会の案内文による)
秩父三十四ヶ所観音霊場(秩父市・横町・小鹿野町・皆野町
に点在)は、西国三十三ヶ所、板東三十三ヶ所と共に、日本
百番観音に数えられています。
秩父札所のおこりは、遠く文暦元年(1234)3/18開創と伝えられ、長享二年(1488)の秩父札所番付(札所三十二番蔵)が実在する事から、既に室町時代後期には秩父札所が定着したと考えられ、江戸時代になると観音信仰は庶民の心の支えとして流布し、隆盛をみるようになりました。
秩父巡礼は、一番四萬部寺から三十四番水潜寺まで静寂な山村と美しい自然の風光を背景に一巡約100㌔程あります。
この間、ある時は谷を渡り、山道を辿り、野ずらを横切っての巡拝は秩父札所ならではの
ものでしょう。
素朴な風土に培われた秩父札所霊場の観音様は多くの人々から親しまれ、幸せを祈る人々
や救いを求める人々に、安らぎと御利益を与えたまうでしょう。

四萬部寺さんの山門を出て、二番札所 真福寺さんへと向かう。
お寺さんは高篠山の中腹にあり、2.1KM 徒歩40分とある。(距離・時間は案内文より)
暫く歩くと、道は急な登り坂となる・・・呼吸を整えながら一歩一歩・・・息子は、私より大分前を歩く・・・喘いでいる・・・ きつい!!!・・・五六歩歩いて・・呼吸を整える・・・息子に近ずき、登り坂の歩き方を伝授した。
吸って吸って・・吐いて吐いてを、ゆっくりと繰り返す・・・心臓の負担を少なくしながら・・・二~三分の休憩・・そして歩く・・・。

休もう・・・息子は腰を下ろす、私はリュックを降ろし立ったまま休む。
急に谷川の「せせらぎ」が耳に入って来た・・・啄木鳥の鳴き声だ!!!と、息子・・・(息子は小学生の頃から、地元の野鳥観察の会に入っていた)・・・鳴き声の方を見ると居た!!!珍しい鳥を見せてもらった。

普段、重い物を背負って歩いて居無いので、二人共かなり堪えた。
一時間近く掛かって到着・・・参拝。
社務所は閉ざされていて、人の気配は無い。納経は三番札所への途中に在る光明寺で、どうぞと記されていた。
息子は、腹が減ったと、おにぎり・ハンバーグを食べた。

三番 常泉寺へは、膝にがくがく来る下り坂・・・2.5KM  
四番 金昌寺へは、1.4KM 先ず立派な仁王門と、その両脇に長さ数メートルの草鞋が釣り下がっていた。
山の斜面に建てられた観音堂の周囲には、1319躰の石仏が立ち並び、微笑みながら問い掛けて来た・・・夫々は小さな石仏さんだが・・・ぬくい・ぬくい雰囲気に、包まれて居た。
御堂の前には、母が子を抱く石造りの、子育て観音さんの暖かい顔が印象に残った。
参拝・・・納経・・・山門を出て、山門を見上げると五百羅漢が僅かに、何体か見えた。

五番 長興寺 へは、1.3KM
六番 卜雲寺 へは、2.7KM
七番 法長寺 へは、0.7KM 案内書には、距離・時間が書かれて居るが其の通りには進まない。
法長寺さんで遅い昼食にした・・・PM2.30 おにぎり・ハンバーグ・鯨缶・・・などを一気に頂く。
PM3.00 スタート。
八番 西善寺 1.8KM 
武甲山の表参道沿いに在り、先ず驚くのは境内に在る天然記念物の「コミネモミジ」の巨木である。
樹齢六百年余・・・もみじの樹容としては、生まれて初めて見た・・・感動・・紅葉の時期に来て見たい。

九番 明智寺 PM4.40 到着も、納経帳に記帳して頂く方が居無い!!!
記帳はPM4.30と書いてある・・・PM5.00では無かった・・・残念なり。 

今日の巡礼は此処までとする。
宿泊地まで歩いて行ける距離では無いので、息子と相談して秩父駅まで電車で行く事にした。
西武鉄道 横駅まで歩く・・PM5.00着・・・秩父鉄道に乗り換え秩父駅着PM5.30
駅を出て土産物等を販売する店で、明朝の朝の弁当(二個しか残ってい無い!!!)と
ワンカップ・缶ビール(350ML)を一本ずつ買う。
店が閉店の時間か・・客は、俺達だけ!!!

駅からホテルに電話をすると、駅前のタクシー所に行って頼めば無料で来てくれます。
ありがたや~有り難や~。 
タクシーで、宿泊地に向かう・・・二人共、考えていたより疲れた。
荷物を背負っての歩き・・・は、想定外・・・甘く考えていた。

今日の歩いた距離は、二十四キロであった。
十六番までは歩ける距離では無かった。

風呂に入り、夕食・アルコールを美味しく頂きながら・・・明日の確認をして、就寝したのはPM9.10であった。

おやすみなさい。
















秩父巡礼の旅(3)

2007-06-19 18:13:37 | 四季
6/19
梅雨は何処へ行ってしまったのか?! 朝から陽射しが強い!!
時の流れが早い・・こんな生き方で良いだろうか?
マレットゴルフ 8回 フリーマーケット 2回 ボランティア
13回 家内とのウオーキング 6回 花達の手入れ・・・と
昼寝を、週に2~3回・・・6月も三分の一が過ぎ様としている。
------・・・・・------・・・・・----------
「秩父巡礼の旅」の写真が前後して、申し訳ありません。
今日の写真は、綾瀬川に沿う様に造られたジョニングロードを、話しながら歩く母子です。
次男坊と家内・私の三人での20KM余のウオーキングを終えてから、四日後に秩父市に巡礼に付いて問い合わせたところ、秩父市旅館協同組合(0494-24-7538AM9.00~)を教えて頂いた。
無理なスケジュールと思ったが、三泊四日で結願出来るように、コース・宿泊地・等の
設計をお願いした。

数時間後に、2/22一番~十六番 (24KM) 2/23十六番~二十九番 (23KM) 2/24
二十九番~三十一番~三十二番途中迄 (31KM)2/25三十二番への途中から~三十四番 (22.5KM)
三泊四日 宿泊地 巡礼距離 100.5KM であった。
次男坊と、巡礼地図の道順に沿って、日毎に蛍光ペンでカラーの色を変えた。
これに従って歩けば、完歩出来ると一安心した。

三泊四日に必要な物品等を、お互いに書き出し確認し、追加をした。

2/21 出発の準備完了 重量八キロ!!! 重すぎる・・・家内が用意してくれた食品が
重い・・・食べたら減って行くから良いか。

2/22 次男坊の車で、秩父へと向かう。
10年前に、塩さんと行った時には無かった道・トンネルが出来ていて、AM10.00に
第一番 四萬部寺さんに到着した。
先日、お願いした駐車場に車を入れた・・・AM9.00には、到着の予定だったが出発が
遅れて、遅い到着と成った。

懐かしい!!!元禄10年(1697)建立の本堂は、裏山の懐に抱かれていた。
今日からの巡拝が無事に「結願」出来ます様に、そして家内安全・無病息災を
お願いした。
次男坊は何を、お祈りしただろうか?
先着の父娘に、写真撮影をお願いした・・・お二人さんの撮影をして上げた。

春未だ来の、秩父巡礼の旅にスタート。 








七月に入って・・・・・!!!!!

2006-07-14 12:07:44 | 四季
当地・七月に入って今日は晴れたな~と言う日は、たったの一日!!!。
7/14は雲は有るが、久し振りに青空が広がり出した。ホッとする。
頼むぜーーー お天気さん。

四国巡拝の投稿で、友人から良く昔の事を覚えているね~と、言われた。
そうだよネ~約十年も前の事だもの・・・誰でも、そう思うよネ~。

小生には、日記を書く習慣が、この歳になるまであります。
切っ掛けは、中学生の頃担任の小林清美(男性)先生に、クラス全員
が勧められた事でした。
以来、継続・・・中断・・・継続を繰り返しています。

そんな訳で、毎日の出来事を書く事には、何の抵抗もありませんでした。
巡拝途中で、休憩時・道端に腰を下ろして、出会った人達・動物・・・
感じた事・考えた事・・・などを、書いて行く事は、愉しみでした。

こんな事を、していて良いんだろうか?と、良く考えました。
でも今考えると、そんな巡拝の仕方が、良かったかも知れません。
歩く事が楽しく、膝を痛めた時も・・・止めて帰ろうと思った事は、一度も
ありませんでした。
その記録を見ながら、思い出を新たにして投稿を続ける事が出来ました。

私の巡拝が、市の広報に掲載された事で、市在住の方が触発されて、一気
打ちをされました。
信州和田峠の和田宿手前で、お会いした小林さん(隣の市)も、一気打ちを
されました。今でも飲み友達です。

この日記を見る事は、殆どありませんでした。
今度の投稿で、最終ページに、これからは
  「同行二人の気持ちを、忘れずに生きて行きます。」
と、自分には
  「人を責める資格は無い」
清濁混合の心を持ちながら、あまり立派な事は言えない。
と、記録されていました。

その肝心な事を、今度見るまで完全に忘れていました。
お前は、好い加減な奴や~・・・と、反省頻り。


 * 写真は2006 1/21 家の裏道 積雪15CMの時のもの。












第六十六番 雲辺寺へと

2006-05-09 15:15:07 | 四季
1997 6/13 (42日目) 
AM5.00 起床 体操 6時朝食
今日も天気は良さそうだ。 昨夜 洗濯物を部屋の中に入れて置いた
ので、七割方乾いている。

AM6.40 
岡田の小母ちゃんが、大きな「おむすび」二個・冷えたトマト二個を
持たせてくれた・・・合掌・・嬉しい。

岡田ご夫妻に見送られてスタート。
一泊のご親切に、心からお礼を申し上げた。
曲がり角で振り返ると、お二人で手を振っておられる・・・振り返す・合掌。
     
暫く下り坂・・・雲辺寺への登り坂に入る。
途中、道路工事のため、遍路道は何所か迷って居ると、上の方から
「あっちやで~」と、小母ちゃんが教えてくれた・・・嬉しい。
「遍路ころがし」と、言われるだけの急勾配が続く・・・標高 約911Mに
雲辺寺さんは在る。
一歩一歩・・・確実に歩を進めた・・・二人の男性遍路さんが休んでいた。
一緒に休む。
一人は愛知県の岡田さん 四十歳代の方、後、一人は昨日、三角寺で会った
「チョッと変な若者」坂井君 二十歳前後?
岡田さんは、途中で坂井君に頼のまれて、ここまで一緒に来ましたと言う。

酒井君は、体全体が異常に「汗まみれ」だ!!??
坂井・岡田・私の順で歩き出す・・・坂井君この急勾配を、平地を歩く様に
登る・・・十歩も・・歩くと停まる・・凄い呼吸・汗・・水を飲む。
これを三回繰り返して・・・坂井君 休みましょう!!!。

これでは、登り切れないと思い、山登りの歩き方を教えた。
一歩一歩・・呼吸を整えながら・・焦らず・・歩を進める・・水は30分に
一回 一口か二口飲む。

それでは行こうか~。坂井君 登り方分かった? うん。

しかし、坂井君の歩き方は変わらず・・私に「水」が無くなったらどうしよう?
水の飲む回数を減らして、もっとゆっくり歩こう・・と、言えど変えない!。
30分近く付き合うも・・・後から来た人達も、追い越して行く。

私も先に行く事にした。心残り・・・あるも、勘弁して欲しい。
岡田さん・坂井君に挨拶をして・・・先に行く?!。

 「頑張って」の下げ札あり。

*今思うと、私は間違った判断をした・・・せめて、雲辺寺さんまでは一緒
すべきだった・・・自分優先・・・悔やまれる。

快晴だが、山道は大きな木々が、生い茂っていて助かる。
急勾配の坂道は続く・・・汗が凄い・・・。
 
「もう一息」の下げ札・・・一歩一歩・・・。

「遍路ころがし」の坂道を登り切ると、緩やかな道が雲辺寺さんへと続く。
途中で、ミニバイクに乗った若者が来て挨拶をした。

AM9.00雲辺寺さんに到着。

山門を入ると、目に付くのは「湧水」だった・・・美味かった。
あの急勾配の坂道を、登り切った者に与えらる水か・・・手順に沿って参拝。
素晴らしいお寺さんだ!!!。
納経所で、後から、こんな感じの二人が来ましたら、このトマトを渡して下さい
と、お願いした。

裏側に在る、ロープウエイの終点駅に行くと、讃岐平野が一望できた。
雲辺寺さんは、やはり高い処に在る・・・ロープウエイに乗って来たら、何分?
見晴らしは素晴らしい・・汗もかかず・・呼吸も乱れず・・体力も消耗せず・・
山肌を見ることも無く・・・それも巡拝・・人、夫々の生き方ありか。

 改めて「湧水」を、頂いた・・・本当に美味しい・・合掌。










































 

第四十九番 浄土寺へと (記帳のために)

2006-04-24 19:31:27 | 四季
1997 6/9 (38日目)AM5.10 起床 曇天・・・雨になるか?
熊ちゃん、横峰寺に向けて、雨に対して万全の装備を持ってスタート。
今日は、往復五時間以上掛かる難所、例の二十キロのリュックは、宿坊に
残した。
では、お互いに頑張ろうと挨拶をした。
私は、彼に「塩さんが作ってくれた名刺」を渡すも、彼からは、それらしき
物は無かった・・・。 もう、会う事は無いかもしれない。

AM7.30 近くのバス停から49番さんへ向かう。
途中から「高速バス」に乗り換えて、49番さんへと・・・横峰寺方向の、山々は
厚い雲に被われて、雨が降っているのが見える・・熊ちゃん大丈夫か?
           
浄土寺さんに着いた。
あ~このお寺さんだ・・・一人の、ご婦人と話した事を思い出した。
記帳を済ませ、三百円をお支払いして、釈迦如来坐像入りのお札を頂く。

バス停で時刻表を見ると、AM9.26 時間があるので、近くの喫茶店で
「カフェオ-レ」を、飲んだ・・・久し振りで・・美味しかった。
ママさんと話していると、そこのバス停には「高速バス」は、止まりません。
良かった・・・合掌。
前に泊まった「たかの子温泉」にも、行って見て来た。

AM9.26 帰路に付く・・・AM10.30 香園寺さんに、帰って来た。
山の方では、雨が激しく降っているのが見える。
今日は「休養日」に、する事にした。
事務所で、今日も泊めて頂きたいと、お願いをした。
気持ち良くOKを頂く。
昨夜と同じ部屋・・・改めて、その広さに驚く。一人・・・・・。

今後の、スケジュールを考えた。五十日位で「結願」出来るだろうか。
連日 歩きに歩いて来て、疲れも来ている。
スタート以来、朝晩 一日に二回必ず使用して来た「中山式快癒器」の
効用は筆舌に、尽くし難い。
人間の疲れは、脊髄の両側に集まり、凝る・・・この凝りを、快癒してくれる
のが「中山式快癒器」だ。
(宣伝料一切関係無し、何十年も、使用して来ての実感です。)
これは、持って来て本当に良かった。

ゆっくりと、休もう・・・・・。

しかし・・・それにしても・・・「淋しい」・・・淋しい・・こんな「孤独感」
は、四国に来て「初めての事」だ。
二泊三日一緒の、熊ちゃんが居無くなったからか?  淋しい・・・・。

般若心経を唱え続けた・・・・・。

PM12.20 昼食
食事の後に、熊ちゃんが戻ったか、聞きに行く。

十一時頃に帰って来られ「雨と霧が」凄かったと、言っていました。

私が、帰って来て居る事も知らずに、スタートしたんだ。
どんな「山行き」だったか、聞きたかったが残念なり。
でも、四時間少々で往復とは「凄い」。

参拝時に納める、納札に記入を始めたが、睡魔が襲って来たので、布団を敷い
て休む事にした。
丸二時間・・・ぐっすりと眠った!!!!!.
静かだ・・・蛙の鳴き声・・・雀の鳴き声が・・・鶯の鳴き声だけが、聴こえ
無いなんて、珍しい!!!。

ひたすら、歩く毎日だったが・・・こんなに、ゆっくり休むのは初めての事だ。
きっと、大師が作ってくれた「休養日」なんだ・・・合掌。
ゆっくり行けの「シグナル」なんだ・・・きっと・・・。

数時間前の、あの「孤独感」には、本当に参った・・・・。
今は・・・嘘の様に、落着いた・・・南無大師遍照金剛。

焦らずに、味わいながら、歩こう。

納札への記入を、88番の「大窪寺」さんまでの分を、書き終えた。

この辺では「田植え」が、盛んに行われている。
同じ四国でも、所によって大分違うのでビックリした。

明日の天気は「晴れ」 一箇所で、二泊は初めての事だった。

 就寝 PM8.20

 * 宿泊代 5.500円

 * 歩いた距離 5KM 累計 959.4KM

































































第六十二番 宝壽寺へと

2006-04-23 12:01:10 | 四季
一人歩きの時は、一時間前後歩いて・・足に太陽と空気を・・・・
を、繰り返して日記を記入して来たが、二人だとそうは行かない。
記入が、俄然少なく成った。

宝壽寺さんは、安産の観世音さんとして、信仰されて居ると言う。
二人で参拝を済ませる。
店が無いために昼食も取れず・・・腹を鳴らしながら、歩きに歩いた
・・・無言の歩きが続いた。

61番さんの近くに来た時、ありがたや!! スーパーが在った。

うなぎ弁当・コロッケ・ヨーグルト・ゼリーフルーツ・ナスの漬物・ミカン
を購入した。

香園寺さんで昼食にしよう・・・熊ちゃんの足が速くなった。








第五十四番 延命寺へと (1)

2006-04-15 15:51:53 | 四季
1997 6/6 (35日目)
AM5.00 起床 体操 
朝食の時、女将さんと話しをていて、私が地図を持って居無いのに
ビックリされて、車での巡拝用の地図を、持って来てくれた。
何方かが、忘れて行かれた物ですから、使って下さい。  合掌。
天気が心配で、リュックにカバーを掛けた。

AM7.00 スタート
ご夫婦に見送られて、山荘からの下り坂を下り、196号線へと向かう。
瀬戸内海は目の前に在る。
曇天・・・湿度が高い・・雨に成っても可笑しくない。
車が渋滞している・・・通学の自転車が多い。
北条市に向けて、ひたすら・・歩き続けた。
海岸線は、墨絵の様だ・・・美しい。
AM8.20 休憩
足に空気を・・・雨がポッポッと、やって来た。
AM8.30 スタート
心経を唱えながら、ひたすらに、歩き続けた・・・雨が激しく降り始めた。
郵便局の玄関脇で、失礼してカッパを着用させて頂く。
近所のおばさんが来て立ち話・・歩く事は良い事・・・自分の体は、自分で
気を付けないと・・・と、健康談義が続いた。

一区切り着いた所で、激しく降る雨の中に出た。
歩いていると、足の感じで水が浸入して来た事が分かった!!!。
国道196号線 左手に海を見ながら・・・歩きに歩く・・・。
海を覗くと、30CM以上の魚が(鯔?ボラ)群れをなして泳いでいた。
食事をと思うが、中々それらしき店は無い。

やっと雨も止んだ頃、一軒の店が見えた・・前にベンチがある。
AM12.00
おばちゃん休ませて~。 良いよ~。
パンと大きなトマトを買う。トマトはお食べ・・上げるよ。
食べていると、バナナ三本と、お茶一缶を持って来て、お食べ・・と、
ご接待・・合掌。 
靴の中に、水が浸入する程の雨だったので、リュックの外のポケットに
入れた地図を見ると、カバーをして置いたのに、かなり濡れていた!!!.

おばちゃん、ティシュペイパーある~。
何に使うんや?
本が濡れたんで、一ペイジずつに紙を挟んで、貼り付かない様にするんです。
それなら、トイレットペイパーが良いと・・・持って来てくれた。
一頁毎に、紙を挟む作業が続いた。

雨も止み・・瀬戸内海も広がり・・遠くに山が連なる・・・。
あれは、広島や・・・と、おばちゃん。
ゆっくりと天気は快復して来た。
今夜は何所に泊まるの?。 
大西町のビジネスホテルに泊まります。
「つよし」やろ・・・電話してやる・・・即 電話・・OK!!!。
内の旦那と、つよしの旦那とは同級生や~。
サービスする様に、よう 言うとくは~。

ほんまに親切なおばちゃん・・・重ね重ね、お礼を言って別れた。
暫くして振り向くと、おばちゃんが見ていた・・・手を振って挨拶・・。
何かが繋がった・・・・・。
        南無大師遍照金剛 

PM1.00 スタート
太陽が顔を出した!!!雨の後なので「蒸し暑い」・・私の一番苦手の所だ。
二回 車のご接待があったが・・・申し訳ありません。
お一人の方から「ドリンク」一本頂だいた。
後の方からは、かなり強く「乗りなさい」・・・四国では、乗り物に乗らない
と決めて来ましたと、説明して納得して頂いた。ありがとう御座います。

今日も、実に良く歩いた・・・後半は、足に太陽と空気・・湿布薬を張替え
ながら、人の親切に支えられながら・・・感謝・・合掌。

PM4.00 「ビジネスホテル つよし」に、到着。
お上さんが、笑顔で迎えてくれた。 (写真の美人ママ)

洗濯から、一番風呂・・・広々とした風呂・・温めの風呂・・体から疲れが
ス~と消えて行く。
体重58KG 5.5KG減った!!!。
洗濯物・・乾燥機へ 250円

明日は、延命寺さん参拝の後に、今治市の大丸で「靴」を買い替えよう。
ここまで、約九百キロ良くぞ頑張ってくれた・・ご苦労様でした。
補修した部分も取れて、もう限界だろう。

今思うと、神戸さんと歩いていた時に、道の凹みで右足が「グラッ」と、
来た時には、一瞬「捻挫」と、息が止まる思いをしたが、この靴はハイカット
だったので、助かった。

「つよし」での夕食は、毎日歩く者にはありがたかった。
味・量・種類も豊富で、大満足でした。
同宿には、近くの工事に来ている、労働者の方々十名と一緒であった。

毎日 同行二人・・金剛杖を突きながら・・・一人で歩いているが、大師と
一緒の感じが強い。
又、私と家内の祖先の方々の、強い後押しを感じている。

 * 宿泊代 5.800円

 * 歩いた距離 30.7KM 累計 894.5KM

 (後で思った事だが、巡拝中にお世話に成った方々の、写真を撮って置けば
  良かった・・・後の祭りであった。)









































































第五十三番 円明寺へと

2006-04-14 11:31:12 | 四季
道後温泉での一泊も考えたが、身も心も「前にーー>」に、成っていた。

PM12.10 スタート
市街地に入った分、時間が予定よりも遅れた・・・仕方無し。
町中の川沿いを歩いていたが、川とも別れて、ひたすら歩きに歩く・・。
松山城が、南方に小さく成っていた。
田圃や畑の中を、心経を唱えながら歩き続けた。
気温が上がり、「夏」が一気にやって来た!!!!!。 暑い・・汗・・・。
        

PM2.00 円明寺さんに到着した。
こじんまりとした、お寺さんであった。
印象に残ったのは、凄さ・・厳めしさの無い、親しみのある仁王さんであった。