vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

ウスキシロチョウとデュランタ・タカラヅカ

2006-10-29 23:22:11 | ネリヤカナヤの生き物
10月も終わろうとしているが,奄美大島では,あちこちに花が咲き,蝶が吸蜜している。
少し前からレモン色にキラキラ輝いて飛び回る蝶のことが気に掛かっていたのだが,今日,ようやくファインダーで捉えることができた。
この蝶は,(おそらく)ウスキシロチョウ(奄美群島以南に生息)。
(ウラナミシロチョウやナミエシロチョウかとも思ったのですが,ウスキシロチョウが一番似ているかな,と。詳しい方教えてください

この蝶は,とても落ち着きがなく,花の蜜を吸い始めたかと思うと,一瞬にして次の花へと写ってしまう...
ただ,レモン色の素地の上に少し垂らし込まれたエメラルドグリーンが絶妙な色合いを見せ,ヒラヒラと舞うと更にその美しさが増すのだから,あまり文句はいえない。




花は,「デュランタ・タカラヅカ」。
実は,この花,何度か当ブログでも登場していて,「タイワンレンギョウ」と呼んでいたのですが,一般に「タイワンレンギョウ」と呼ばれる種の中でも,どうやらこの花は,『デュランタ・タカラヅカ』と呼ばれるようなので,風情のある呼び方の方が良いかと思い,”改名”することにしました (名前の由来等については,こちらもご覧下さい)

このデュランタ・タカラヅカ,花の時期が非常に長くて,ここ奄美大島では,ハイビスカスと同様,ほとんど一年中咲いている。
花と実が同時に見られるというのも不思議だ。


それに,この花の蜜は美味なようで,色々な虫が訪れる。
上の写真は,イチモンジホウジャク(スズメガ科ホウジャク亜科。小笠原,沖縄諸島等に分布)かな?
デュランタ・タカラヅカの花は,バニラにも似たほの甘い香りがするから,虫たちに人気があるのも納得。


おっと,注意一秒怪我一生

【2006.10.29 奄美大島・奄美市名瀬 Canon EOS 30D with Canon EF70-200mm F2.8L IS USM+エクステンダーEF1.4XII】
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