15日、横浜地方は穏やかな1日となり、まさしく春到来といった風情となりました。昨年より交流させていただいている、くーちゃん3003さん、いたちょうさんを招いて拙宅でのオフ会開催となりました。相互訪問はよくある形式ですが、3人で3か所を回るパターンは、私にとって初めてでした。3者3様ぶりが楽しめてなかなか面白い企画でした。ガーデンニングが趣味の、くーちゃん3003さんからは苗までいただいて恐縮です。花のタイミングの違い、庭木に種類の違いなど、同じ関東でも宇都宮と横浜ではずいぶん環境が違うそうです。このところお邪魔することが続いてましたので、拙宅開催は年末以来です。
サウンド交流の午前中はどうしても掃除に追われます。サランネットも外して埃を除くこともその一つ。サランネットの中身を見たいと望まれる方も多く(SPの構成は関心事項の一つのようです)、開けて恥ずかしい状態は避けたい心理が働きます。朝から音楽流してアンプを温めることも大事ですね。この日は別の意味で、これが効きました。ウォームアップ中、Octave V40SEのランプが赤く点灯し再生が止まったのです。当日のトラブルほど焦るものはありません。幸いだったのは時間帯が早かったこと、真空管使いのいたちょうさんがゲストだったことです。急遽連絡を取り、EL34を4本持ってきていただくことに・・・(冷や汗)。
前半デジタル、後半アナログの流れはいつもと同じです。床に積んだCDの右側がヴォーカル系、左側が楽器系です。これまの交流で、お二人の好みもそれなりに理解していましたので、プログラムに反映させてみました。入り口はわかり易いヴォーカルからです。定番のジャズヴォーカルや邦楽に加えて、英国系ソプラノやボサノバも混ぜてみました。弦楽器の鳴りに定評のあるクレモナやアッコルドをお使いの二人です。チェロとヴァイオリンを聴いていただくのは正直不安でした(特にヴァイオリン)。脈絡なく購入しているアナログは、どうしても懐メロ路線になってしまいます。
機器の簡単な説明の後、ヴォーカル→楽器の流れで鑑賞です。音場の広がりを感じていただくには、どうしても普段のリスポジに座っていただく必要があります。当初は6曲程度を目安に交互に座る位置を変えるイメージでしたが、2曲目安で交代する流れになりましたので、それに合わせて再生しました。ヴォーカルの部は何とかクリアしたのですが、楽器の部に入って2曲目でV40SEにプロテクションがかかりました。ここで、リリーフ登場です。いたちょうさんご持参のEL34(旧チェコスロバキアのTESLAです)へ交換後は、プロテクションは生じませんでした。いたちょうさん、大変助かりました。
コーヒーブレーク後は、皆さんの音源タイムです。くーちゃん3003さんからは3曲ほどリクエストいただきました。新妻聖子はNHKの時代劇『陽炎の辻』の主題歌でその存在を知っていました。伸びやかな声が魅力の方ですね。一連のオフ会でもよくかかりました。一方、いたちょうさんは、アナログレコードを持ってこられました。お決まりの八神純子です。これは当時ご自身で買われたアルバムだそうです。盤質の良さに驚きました。専らカセットに録音しレコードを温存したことが、恩恵となったわけです。TESLAのEL34は暖かみもあって、アナログとマッチしている気がしました。
こちらもいたちょうさんコレクションの貴重な一枚。渡辺香津美のMermaid Boulevardです。リーリトナーとの共作で、CDでの入手は困難です。70年代のクロスオーバーの香りがプンプンしますが、盤質がいいので、何かタイムトリップした感覚でした。
電源ケーブル、DEQ2496、管球そしてセッティングの話題と、音楽を聴いていない時間は話が尽きませんでした。特にセッティングは、壁からの距離を多めにとり、敢えてニアフィールドリスニングにしている点が珍しく、ご関心を持たれたようです。近づくことで音像を遠ざけるトリックは私自身、目から鱗だったのですが、このセッティングにしてからもう3年以上経過しました。真空管のスペアの必要性も身を持って実感しました。栃木から来られたくーちゃん3003さんに仮に音を聴かせられなかったらと思うと、ゾッとします。その後、拙宅のEL34ではプロテクションが再現されました。早急に手を打たねばなりません。
昨日に続き、横浜方面は好天です。朝の散歩からのワンショットです。花粉が気になりますが、はやり春は嬉しいものです。
サウンド交流の午前中はどうしても掃除に追われます。サランネットも外して埃を除くこともその一つ。サランネットの中身を見たいと望まれる方も多く(SPの構成は関心事項の一つのようです)、開けて恥ずかしい状態は避けたい心理が働きます。朝から音楽流してアンプを温めることも大事ですね。この日は別の意味で、これが効きました。ウォームアップ中、Octave V40SEのランプが赤く点灯し再生が止まったのです。当日のトラブルほど焦るものはありません。幸いだったのは時間帯が早かったこと、真空管使いのいたちょうさんがゲストだったことです。急遽連絡を取り、EL34を4本持ってきていただくことに・・・(冷や汗)。
前半デジタル、後半アナログの流れはいつもと同じです。床に積んだCDの右側がヴォーカル系、左側が楽器系です。これまの交流で、お二人の好みもそれなりに理解していましたので、プログラムに反映させてみました。入り口はわかり易いヴォーカルからです。定番のジャズヴォーカルや邦楽に加えて、英国系ソプラノやボサノバも混ぜてみました。弦楽器の鳴りに定評のあるクレモナやアッコルドをお使いの二人です。チェロとヴァイオリンを聴いていただくのは正直不安でした(特にヴァイオリン)。脈絡なく購入しているアナログは、どうしても懐メロ路線になってしまいます。
機器の簡単な説明の後、ヴォーカル→楽器の流れで鑑賞です。音場の広がりを感じていただくには、どうしても普段のリスポジに座っていただく必要があります。当初は6曲程度を目安に交互に座る位置を変えるイメージでしたが、2曲目安で交代する流れになりましたので、それに合わせて再生しました。ヴォーカルの部は何とかクリアしたのですが、楽器の部に入って2曲目でV40SEにプロテクションがかかりました。ここで、リリーフ登場です。いたちょうさんご持参のEL34(旧チェコスロバキアのTESLAです)へ交換後は、プロテクションは生じませんでした。いたちょうさん、大変助かりました。
コーヒーブレーク後は、皆さんの音源タイムです。くーちゃん3003さんからは3曲ほどリクエストいただきました。新妻聖子はNHKの時代劇『陽炎の辻』の主題歌でその存在を知っていました。伸びやかな声が魅力の方ですね。一連のオフ会でもよくかかりました。一方、いたちょうさんは、アナログレコードを持ってこられました。お決まりの八神純子です。これは当時ご自身で買われたアルバムだそうです。盤質の良さに驚きました。専らカセットに録音しレコードを温存したことが、恩恵となったわけです。TESLAのEL34は暖かみもあって、アナログとマッチしている気がしました。
こちらもいたちょうさんコレクションの貴重な一枚。渡辺香津美のMermaid Boulevardです。リーリトナーとの共作で、CDでの入手は困難です。70年代のクロスオーバーの香りがプンプンしますが、盤質がいいので、何かタイムトリップした感覚でした。
電源ケーブル、DEQ2496、管球そしてセッティングの話題と、音楽を聴いていない時間は話が尽きませんでした。特にセッティングは、壁からの距離を多めにとり、敢えてニアフィールドリスニングにしている点が珍しく、ご関心を持たれたようです。近づくことで音像を遠ざけるトリックは私自身、目から鱗だったのですが、このセッティングにしてからもう3年以上経過しました。真空管のスペアの必要性も身を持って実感しました。栃木から来られたくーちゃん3003さんに仮に音を聴かせられなかったらと思うと、ゾッとします。その後、拙宅のEL34ではプロテクションが再現されました。早急に手を打たねばなりません。
昨日に続き、横浜方面は好天です。朝の散歩からのワンショットです。花粉が気になりますが、はやり春は嬉しいものです。