珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

クリーン電源GPC-TQ

2011-12-03 21:08:54 | オーディオ
早くも師走となりました。この1か月も駆け足で過ぎることでしょう。今年は11月に入っても暖かい日が続いていましたが、昨日のような寒い日が来ると冬へのスイッチが入ります。今回は9月に導入したボルトアンペア社のクリーン電源の話題です。存在を知ったのはPCオーディオ指南書でしたが、その後、テレオンで開催された試聴会にも参加して導入を決めました。

PCオーディオに切り替えて以降、HUB、NAS2台、ALIX(Voyage MPD用のPC)、USB-DDC基板がシステムに加わり、コンセントの絶対数が足りなくなっていました。メインシステムの近くにセカンドシステムがあることも、コンセント不足に輪をかけていました。コンセント不足を解消しつつ、かつ音も良くできないか?と思案する中、クリーン電源を意識するようになったわけです。

アキュフェーズは予算的に厳しく、手頃な価格で目に止まったのがGPC-TQでした。倒産してしまった信濃電気の製品がベースになっています。当時の担当の方がボルトアンペア社を興して製品化しています。録音現場やミュージシャン、特にベーシストの評価が高いようです。私も試聴会でベースの躍動感の向上を実感することができました。見た目は薄いですが、ずっしりと重いです。


こちらは裏側の写真です。コンセントは表に2個、裏に6個あります。現在、GPC-TQには、HUB、NAS2台、ALIX、それにセカンドシステムの電源タップ(ORB)をつないでいます。ノイズが気になる、無線ルーターと操作用のノートPCは意識的にGPC-TQにはつないでいません。裏側にはアース対策としてのモード切り替えSWがついています。IN側、OUT側、今のところメーカー推奨の設定にしています。


クリーン電源は庭の土壌改良のようなものと、捉えています。一聴して声の消え方などのニュアンスの表現力が増した印象でした。その後何も気にせず使っていますが、裏方として音を支えてくれていると思っています。若干のうなり音があるのはあるのですが、今は気にしていません。

ついでですが、セカンドシステム用に導入したORBのDP-4i/Goldも紹介しておきます。セカンドシステムではSACD/CDプレイヤーPD-D9、プリメインアンプINT30、チャイナDAC SD-1955をこのタップにつないでいます。GPC-TQにしてもDP-4i/Goldにしても電源ケーブルを変えることができます。カルダスのGolden Power導入で浮いた、キンバーのPK-10Gをそれぞれに使用しています。


結局今年の後半は電源環境の整備がテーマになってしまいました。概ね収束してきましたが、残るはALIXの足元にアナログ電源を当てようか考えているところです。
コメント (2)
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