激鬱だったかれも多少底をついた感じ。
あとはじっとそこからあがってくるのを待っている。
もちろん、そこに滞留する可能性もあるわけだが…。
月曜の朝、また離婚を言い渡された。
もうその回数を数える気もしない…。
彼は「自分が働けない想定で考えて…」と言うが…。
ひとまず、朝時間もないので
「そんんことは考えられない。
私は今のことしか考えられない。
今、3人で生き抜くことしか考えてない」
という趣旨の話をし、その話を打ち切ろうとした。
が、彼は
「じゃ~、絶対離婚しない自信あるの?」と
聞いてきた。
「80%はあるよっ!」
と答えた…。
これってどう思います?
80%って数字を…。
私は基本世の中に「絶対」って有り得ないって
思う人間なんですよね。
人間のすることで絶対大丈夫とか、絶対安全とか…
有り得なくないですかぁ?
だから100%の「絶対」より、80%くらいのほうが
ちょうどいいって思う人間なんですよね。
いわゆる、80%主義者なんです。
こんなの「いわゆる」(一般的な表現)では
ないのだと思われますが…。
でも、これは以前から彼に話していて、
「俺ってどのくらいいい男?」とかいう質問に対しても
「う~~~ん、76点くらい」とかと答える。
「低すぎない?」と突っ込まれても
「私にとっては80点は100点と同じだからさぁ…」と切替す。
こう書くとものすごくおバカな会話ですけどぉ…。
こんなやり取りをよくしていたんです。
つまり私にとって80%はほぼ「絶対」であるということを
彼も理解してくれているはずという前提があっての
答えだったはずなのに…。
…はず×2…は通りませんでした。
全然通りませんでした…。
なんとか振り切って会社に出ては来たものの
仕事中にSkypeがきて…
「20%も離婚の可能性があるのなら、今すぐ離婚して」
って言われました…。
コップに80%入った水を
「まだ80%ある…」と思うか…、
「もう20%もない…」と思うか…
ってことでしょうか…。
心に病のある人は後者で考えるということを
認知療法とかで読んでいたはずなのに…。
私の注意が足りなかったのかなぁ…。
でも…今までの二人の歴史っていったら大げさですけど
そんなものも心の病の前には木っ端微塵に吹き飛ばされる
ってことをまざまざと思い知らされました…。