乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

6:  ウォッチングガイド『神社ふしぎ探検』  外山晴彦 著  さきたま出版会

2009年01月07日 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

 

     images  images  images

      2009年度 6冊目  

           

  ウォッチングガイド『神社ふしぎ探検』 

                            

     images  images  images  images  images      

 外山 晴彦著

 さきたま出版会

 平成11年4月15日第1版

 153ページ 1714円+税

 

 今日は家事を返上して、朝から暇人のように 二冊の本を楽しむ。

 三冊目途中で、これではいけないと気を取り直し、とりあえず本の記録。

 後はしっかりと家の雑用に取りかかりたい。

 

 この本、全体を通して非常に参考になった。

 今まで何度も足を運んではいたが、漠然と狛犬や石その他を見ていた。

 だが、神社を楽しむにあたり、自分なりのテーマを持じんじゃに向き合うことをすすめている。

 それに加えて、メモポイントの一例も載せられていた。

 なれるまでは白空状態のポイントメモをコピーして、ココに書き込むのが得策という物だろう。

 

 中には鳥居などのように少し首を傾げたくなる項目もあったが、知人に問うてみると、本は「『頭』はしっかりしていればいい」のだそうだ。

 なるほど・・・と、納得。

 

 ちなみに著者のプロフィールを見てみると、有名雑誌などの編集者をされていた。

 皆が食いつく、また楽しめ満足感を与える本作りのプロである。

 加えて言うならば、よかにこういった楽しみをされている著者にも魅力を感じた。

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5: 『近松門左衛門』  原道生 橋本治 共著 新潮古典文学アルバム 19

2009年01月07日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

   images  images  images

2009年度 5冊目  

           images

    『近松門左衛門』 

                  images                  

 原 道生 橋本 治 共著

 新潮古典文学アルバム 19

 1991年11月10日第1版

 111ページ 1300円

 

 

 楽しかった・・・。

 この本は図書館内でも何度も開いてみていたが、何度 見てもため息ばかり・・・。

 好きな芝居が、好きな役者が・・・てんこ盛りの 少しばかりお芝居の好きな私にとってはたまらな~~い一冊。

 この余韻はたまらない。

 

 余談ですが、今年の二月、松竹座で『女殺油地獄』(近松作品/愛之助丈)があります。

 この作品は民俗学的に言う 女の家(宮田登氏など)の代表ともいえるものだそうで、関連図書には度々出てきます。

 一般発売は十日。電話はつながりにくいので、ネットが便利です。

 一幕見席も松竹座はあると思います。値段は知りません。多分 千五百円までかな。席数はきわめて少ないので、朝早く並ばれる方がよいのではないのでしょうか???

 昼の部。

 愛之助さんは仁左衛門丈に指導を受けておられますので、期待はできます。

 以上、私は松竹座の回し者ではありませんが、一応 お知らせさせていただきます。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする