2009年度 7冊目
『東大で 上野千鶴子にケンカを学ぶ』
遙 洋子著
筑摩書房
2000年4月10日第9版
250ページ 1400円+税
『東大で 上野千鶴子にケンカを学ぶ』を読む。
上野千鶴子先生に加えて、遙 洋子さんも相当 頭の切れる方だったんだな。
汝、戦う時を知れ(P.166~)で教授曰く、
「文化とは権力や経済を持たない負け犬の持つものです。」
という発言にはほくそ笑んだよ。
私は教授の言う負け犬だが、趣味で楽しめて 幸せに暮らせているな^^
アハ!来れも、負け犬の遠吠えか(笑み)
教授の“たたみ込み切り返し論法”は頭が下がるな。
そこを上手く 遙 洋子さんが表現^^
表面を上滑りすることなく、彼女の真意を探りながら読まれることをお勧めする。
そういった読み方をすると、女性社会の裏側が見えて、また違った意味で、楽しめるかも知れない。(笑み)