(写真は 姫路城。 )
記録だけ
2009年度 15冊目
絵と文章でわかりやすい!『図解雑学 忠臣蔵』
菊池 明 著
株 ナツメ社
2002年11月8日
265ページ 1300円+ 税
一月、姫路城に行くついでに赤穂にも行こうかと考えていた。
芝居にも大きく関わってくるからである。
結局青春18キップでの日帰り旅行は忙しいので断念。
そのかわりといっては何だが、雰囲気を味わいたいと思い、本で楽しむことにした。
近松の『碁盤太平記(ごばん)』が『仮名手本忠臣蔵』の原型になったことは有名である。
この本には、もう少し詳しく書かれていた。
近松から『仮名手本忠臣蔵』の作者である竹田出雲が作劇指導を受けていたらしい。
また『仮名手本忠臣蔵』の47文字の意味はオリジナルではなく、すでに『忠臣いろは軍記』で用いられていたとのこと。
忠臣蔵の流れだけを楽しむのではなく、『忠臣いろは軍記』情報などは、もっけの幸いといった一冊。
また、扇切腹なども説明され、読んで良かったと感じられる一冊だった。