乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

石切神社  正式名 石切剣箭神社(いしきりつるぎや) 大阪

2008-01-05 | お出かけ

 

   石切神社

 

 一月三日。

 娘と二人で 大阪の 石切神社に行く。

 石切神社も今年が初めて。

 駅を降りてしばらく歩くと、密教の神社であることを感じさせるモニュメントや色合い(五色)。

 店舗も含めて、それらは華々しく、まるで高齢者のレジャーランドのようで、微笑ましい。

 

 

   

 

 

 ここ石切神社は でんぽの神さんとのこと。

 

   

 

 

 石切神社は、正式には 石切剣箭神社(いしきりつるぎや)という。

 ご年配方には、「いしきりさん」と呼ばれているとのこと。

 

『石を切る』程、何でも切れる剣を祭る神社らしい。

 もとは、でんぽまでも切るとして、信仰されたのが はじまり。

 名剣で石を切るなどとは、歌舞伎の 『梶原平三誉石切(鶴ヶ丘八幡社頭の場)』を思い出す。

 正月から、縁起が良い。

 

 でんぽ続きだが、こちらの真意は、伝法(お宝)。

 納得がいく。 

 

 石切神社には日本三番目の石切大仏なるものがある。

 何が日本三番目なのか、皆目検討は付かぬが、まずはめでたいではないか。

 

   

 

 

 驚いたことに 石切神社近くには、石切天狗が祭られている。

 一番目の写真がそれである。

 金網からカメラを除かせてシャッターを押したため、一部切れていることをお許しいただきたい。

 この天狗様、まずは大太鼓を二度ばかりたたき、お賽銭を入れてから、円光に火をつけて拝むのが礼儀らしい。

 こちらは歌舞伎の『霧太郎天狗酒盛』を思い浮かべ、にんまりする。

 

 石切にはひなびた商店が軒を連ねる。

 古めかしく、情緒が感じられる。

 漢方薬、洋服、飲食店、各種土産物屋に加えて、占いの店が誠に多い。

 看板には霊感、或いは 心霊などと記されているため、はじめは若干 異様な感じに見えたが、慣れればこれもまたよし。

 店舗や占う方々、占ってもらう客はいたって明るいことに気付く。

 なんだか昭和初期にタイムスリップしたような錯覚に陥り、楽しい。

 

 

   

 

 

 石切にはかの有名な 坂本まむしの店舗があり、経営者はこの土地に莫大な寄付をしているとのこと。

 上に書いた、石切大仏の土地なども、四代目が寄付をしたと大きく表示されていた。

 

 一月二日の三輪神社の白蛇といい、この石切の赤まむしといい、蛇つながりで縁起が良い。

 欧州は別として、日本や中国、インカでは、蛇は吉祥文様の一つと考えられている。

 今年しゃ 春から 縁起がいいわえ!

 

 

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狭井神社 水琴窟の 音色美し (三輪神社近く)  奈良

2008-01-05 | お出かけ

 

   狭井神社 (さいじんじゃ)

 

 奈良の三輪大社の近くにある、狭井神社に行く。

 ここは、甘い水が出ていると言われる。

 

 左奥には水飲み場。

 正月の二日目だが 大きな水タンクを持った人やペットボトルに水を汲む人の姿がみられる。

 

 感心なことに、ここ狭井神社でも、『水琴窟』がある。(写真)

 この水琴窟の音は、私はかなり好きである。

 あわよくば一時間でも聴いていたい、自然の音色とリズムである。

 正月に聴く水の音色は、冷たく、心に染み入る。

 琴の音よりも研ぎ澄まされた感覚に取り付かれた。

 

 神社の右には 御神水が売られている。

 2ℓ 300円、500mℓ 100円。

 私たちは500mℓを一本だけ、家族全員の健康を願って、家に持ち帰る。

 ありがたく 飲みほした後、これで今年一年、家族みんなの健康は確実だ! と自分に言い聞かせる。 

 幸せな奴である。

 

 

     

     写真は京都の洛北にある、圓光寺の水琴窟

     http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/583ff8ddbf3c4817b929d9cd1cfdc8f1

     (↑ 京都洛北・圓光寺の水琴窟の記録)

 

 

コメント (4)
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