ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

「森へ」の世界をちょっと スワード トンシナポイント・トレイル

2018年06月27日 | ハイキング
週末スワードでanさん一家、Ayちゃんとキャンプした。
anさん夫Fさんが、子供たちを連れて一足早く金曜日に出発。
金曜日仕事だった私、anさん、Ayちゃんは土曜日出発。
ちなみに我が夫は土日に仕事が入り、アンカレッジでお留守番。

土曜日の昼には、我々もキャンプ地に合流。
午後はハイキングに行くことにした。

向かったのはCaines Head State Recreation AreaのTonsina Trail。
水族館の脇から町とは反対方向に湾沿いをずんずん行くと、
トレイルヘッドの駐車場がある。
週末のせいか小さい駐車場は満杯だ。
なんとか工夫して駐めて5ドル払って出発。




ここがトレイルヘッド。




道はいい。




上りが続く。高低差200フィート(約60メートル)だそうだ。




スプルースの新芽が鮮やか、賑やか!




周りの木々には手を入れないようにしているようだ。
倒れかかった木がトンネルのよう。




40分くらいで上りが終わり、今度は下り始める。
唐突に道幅が狭くなり、急斜面をスイッチバックしながら下る。
あとで読んだハイキングのガイドブックには、
climbs and then drops と書いてあった。
なるほど、ドロップという感じ。




所々ボードウォークがあり、滑り止めの網が巻かれている。
雨が多くて、ぬかるんでいる場所も多いから。




気がついたら♪こ~れ~も愛、あれも愛、と口ずさんでいる私…。
網タイツみたい→松坂慶子「愛の水中花」という脳内変換…だな。

下り終わると川に橋。トンシナクリークだ。
ここまでで1.5マイルくらい。




橋を渡って左に行くと、海まで出られる。




もう少しトレイルを行ってみる。
するとそこは不思議な世界。




まず木がすごく高い。
枝に苔が着いている。
レインフォレストなんだな。




先日、6年生の国語の教科書で星野道夫さんの「森へ」を読んだ。
それは東南アラスカの原生林の話だけれど、
ここでもちょっとだけその片鱗が感じられる。
載っていた写真は、もっと木が太くて、もっと苔むしていて、
もっともっと鬱蒼としていたけれど。
レインフォレスト、日本語だと多雨林、ここは温帯雨林かな?
寒帯雨林という言葉は聞いたことないし。




さて、下調べをしないで行ったので、ここで引き返したが、
もうちょっと行くとトンシナポイントのキャンプエリアがあって、
キャビンもあるそうだ。
その先が、Coastal Trail。
干潮のときにしか歩けない約3マイルのトレイルだ。

ああ、行っとけばよかった!
今回は全部行くのは無理だったけど、
せめてその海のトレイルの始まるビーチまで!
やっぱり下調べは大事だね。

引き返しトンシナクリークへ。




海の方まで。




海辺には流木がたくさん。一休みするのにちょうどいい。




ちょっとこの木では休めないね。




ベッドにしてみたり。




川で水切りしてみたり。




ここにはすごく良い石がいっぱい。
ここにテント張って飽きるまで石を投げていたいなあ。




チョコレートリリーも咲いていたよ。




さて、同じ道を引き返す帰り道。
ちょろちょろっと動くものがいる、と思ったら
シュリューだった。トガリネズミ。

最初すごく警戒していたのに、しばらくしたら、
Miちゃんの足の間をくぐり、anさんの靴の上を走っていったよ。
慣れたんだか、血迷ったんだか。




スワードキャンプ編に続く。。。





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