ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

近況報告 エンプティ・ネストはじわじわ来る?

2024年09月13日 | 日記

またまた更新が滞ってしまった。

前回、高校の卒業式の記事を上げた後すぐ、ほじゃるの大学入学、入寮準備のため家族で東海岸まで行ってきた。

実際のところ高校卒業は5月で、長い夏休みがあって日本に行ったりもして、8月末の出発まで3ヶ月あったんだけどね。(毎度のことながら、ブログの更新時系列がバラバラで申し訳ない。)

東から帰ってきたのが2週間と2日前。3人で行って、2人で帰ってきた。

職場の大先輩が、昔、息子さんが高校を卒業して家を出た後、空っぽになった部屋でおいおい泣いた、人生を振り返ってみてあれほど泣いたことはないってほど泣いた、というのを聞いていて、私はどうなるんだろう?泣くかな?いや、たぶんそこまでは泣かないだろ、と思った。でも寂しくはなるだろうから、努めて忙しくしようと思っていた。

ほじゃるが寮に入った日の夜、ホテルの部屋でビールを飲んだらなんだか涙が出てしまったけど、翌日空港へ行く前にニューヨークシティーを訪ねる時間がちょっとあったので、どこへ行こうかとそっちの方に自分の関心を向けるようにしていた。

家に帰ってからは、部屋の模様替えをしたり、夫とハイキングに行ったり、先週土曜日には面倒で伸ばし伸ばしにしていたガレージセールをついに開催したり。。。平日は仕事に行っているし、友人とお茶したり、女子会したり、とまあ恙なく生活している。

 

でもふとした瞬間に来るんだよね。洗った皿が2枚しかない、箸が2ぜんしかない、トイレットペーパーの減りがやけに少ない、洗濯は2日に1回だったのが3日に1回で済んでしまう、とかね。

一番来たのは、夜中トイレに起きる時。私の寝室の前がほじゃるの部屋なのだが、以前はドアの隙間から光が漏れていて、「いつまで起きてるの!いい加減に寝なさいっ!」としょっちゅう怒っていたのに、それがドアが開いていて真っ暗なんだよね。そのたびに、ああいないんだな、と寂しくなる。

先週Asahちゃんとお茶をした。彼女のところもMちんが州外の大学に進学して家族で見送ってきたのだが、帰りの飛行機で号泣してしまったんだって。泣きたくないのにどんどん涙が流れて、呼吸が乱れて、嗚咽になってしまって、自分自身とそれ以上に旦那さんと弟Kちゃんが戸惑っていたそうだ。

それを聞いてふと思った。あれ、私、自分の気持ちに蓋をしていたのかなって。ずっと目の縁まで涙が来ているような感覚で、じわじわじわじわしてたんだよね。思いっきり泣けちゃった方がすっきりしたのかな。

でもまあ、2週間経ってずい分慣れた。前に進まないとね。

 

ほじゃるの方もクラスやいろんな活動も始まって、落ち着いてきたところ。ルームメイトにも恵まれてよかった。

 

ということで通常運転に戻ります。日本に行ったことも書いておかないと…

 

 

 

コメント