ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

オークション!その2

2011年04月11日 | プリスクール

オークション当日、友人のりんさんに頼んで着付けをしてもらった。
lesleemamaさんの着物はと~っても素敵。
素敵な着物を持っていない私は、りんさんに着物までお借りしてしまう。
おかげで春らしいさわやかな装いに。

オークションは3時から5時半まで。
前半は、音楽の演奏があったり、
サイレント・オークション(品物に添えられて用紙に希望の金額を書いていくもの)をみつくろったり。
無料の食べ物もいっぱい。(入場料払ったからね。)
ワインまで用意されていてびっくりしてしまった。
階下ではチャイルドケアもあるので、大人たちはゆっくりオークションを楽しめる。


4時半からメインイベントのライブ・オークション。
オークションの進行役はほじゃるの担任R先生。
これがまた、すっごく上手なのだ!
独特な調子の早口で金額を上げていく様子は、
テレビで見たことのある本物のオークションみたいだ。
うわさによると、そのための講座をわざわざ受けたとか?!
あとでご本人に聞いてみたら、「車を運転しながら練習しているのよ~」
先生、お願いだから事故に遭わないで~。



この写真、ちょっとわかりにくいけれど、みんな自分の番号札を持って上げ下げしている。

それにしても驚いたことは、金額がどんどんあがっていくこと。
例えば、ひざかけみたいなブランケットの裏にほじゃるのクラスの子供がみんなイラストを描いたもの、
これが200ドル近くで落札された!
確かにかわいらしくて、思い出になるけれど、200ドルはちょっと・・・
なんて思っている私と、こちらの人は基本的に考えが違うのだ。
安く買い物をする、のではなくて、寄付なんだな。
だから金額はあんまり関係ないみたいだ。


さて、肝心の募金の方だが、
ありがたいことにたくさんの方が寄付をしてくださった。
中には、100ドルのチェックを書いて下さった方も!

お茶も喜ばれた。
お茶のたしなみのあるlesleemamaさんが、お茶をたててくれた。
でも一度だけ、彼女が席をはずしている時にクラスメイトのお父さんが来てくれた。
「ひゃあ~~~、どうしよう!!!」と内心パニクったけれど、
外には表さず、なんちゃって茶をたてて差し上げた。
楽しくおしゃべりして、彼が立ち去ったあとお茶碗を見たら、
抹茶の塊が残っていたよ~!
ごめんなさいっ、Bさん。
あなたのことは、私が初めてお茶をたてた方として一生忘れないでしょう!



私、R先生、lesleemamaさん、いろいろと力になってくれたCさん

お茶も着物も募金活動も、慣れないことばかりだったけれど、
本当にやってよかった。

lesleemamaさん、あなたがいなかったら一人じゃ出来なかったと思います。
本当にありがとう。
りんさん、着物関係、何から何までありがとうございました。
最後まで着崩れなかったです!
ポットを貸してくれたAshaちゃん、草履を貸してくれたMさん、
とても助かりました。ありがとうございました。
着物が汚れないようにと、車をわざわざ洗ってくれた夫に感謝。
あまりかまってあげられなかった時も、いい子にしていてくれたほじゃる、ありがとう。
この機会を与えてくれたプリスクール、募金してくれたすべての方々に感謝!


小さな一歩だけど、着実に確実に前に進んで行きたいと思う。






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