侍女 「熱く…なかったかしら…?」
ミカは猫舌です
ってこの設定どっかネタで使ってたっけな?(もう各エピソードが、すでに漫画にした物か、まだ頭の中のネームだけなのかも怪しい…)
と思ったのですが考えてもスッキリしないのでまあ適当に猫舌話でも…(話数がありすぎて探すのもメンドクサイ)
ミカはお屋敷暮らしなので、食事は、朝自室で、昼職場で(休暇の場合は食堂で)、夜食堂で用意されているものを食します
我々はわりと出来立てアツアツの料理を美味しい、という認識でいただいたりするのが主かと思いますが
高貴な人たちがアツアツの料理を食べてうっかり口の中を火傷しようものなら、
「お前の料理を食って火傷したぞ!」「どうしてくれるんだ!」「解雇だ!」ってなる世界ですからね
火傷しない適度な温かさのお料理が運ばれてくるわけですよ(調理場から食堂まで距離があると保温もあんまり効いてない、って感じで)
だからミカは、アツアツの料理を食べられない、っていう4コマネタを、…ああ、うん、まだ描いてない気がしますな
ミオは主に父と二人で食事、それも小さな家なので調理場と食卓は同じ部屋
だからアツアツ料理を程よく冷ましてふーふー食べる感じです
それで口を火傷したとしても、「あわてんぼうさんですねえ」とかお父さんが言うくらいですから、我々の感覚に近いでしょう
(姉たちには「どんくせえ!!」ってからかわれるでしょうけども)
ヒロは大家族、旅商人の所でお世話になっていたので、主に食事係で、大人数の調理を一気にこなさないといけません
出来た鍋から適当にちゃっちゃと食べていきます
アッツアツで、早食いの立ち食い、というせわしない感じですが、皆が集まる食事時には小さい子たちの面倒を見てやらないといけないので
自然と食事は作りながら済ませるスタイルになってしまいます
世話をしてて食いっぱぐれるより断然良いです、という所でしょう
それからマナー…
マナーの話はどこでぶっこもうかなと悩んでたんですが、ミカが自棄の立ち飲みしちゃってるのでもうココでやっちゃいましょう
ミカは当然、上流階級のマナーを幼少期から叩き込まれています
テーブルマナーと言われるものはもちろん、フォークやスプーンを口に運ぶ時の角度、口を開ける大きさ、首の俯き加減や、腕の位置まで
厳しく教え込まれて、それを実践できる人です
勿論日常の些細な動作一つ、椅子に座る、歩く、立つ、などの姿勢、ドアの開け閉めや物を扱う動作などなど
事細かく教師からしつけられているのです
(それを私が描けていないだけなので、その辺りはまあ素晴らしく美しい所作なんだな、と皆様方の脳内で補完していただくとして)
日常の何気ない動作でも全身の筋肉をフルに活用し意識して確実に行動する、というのがミカの正義なので
常に人の目がある場所ではミカは一切気を緩めることができず、自覚はなくても疲労し、だから「一人になりたい」と無意識に逃げ場を探し、
一人部屋にこもったりすることでようやくリラックスできる、という有様です
この階級にいる人たちが思い描く、美しい、という姿を体現するマナー
ついでに、ミカ母にもそういう要素を盛り込んでおくか、と思って無駄に頑張ったのが言葉遣い
しかし私色々不勉強なのであり得ない言葉遣いももろもろあるかとは思われます、あまり真剣に信じないでくださいませ(;'∀')
無駄に頑張ったのは、貴族の女性らしく、という味付けで、「が」という響きがきつい言葉を使わせないようにしよう!という一点です
「が」「ですが」、を、女性らしく柔らかい物言いにさせるため、「けれど」に代えまくって、ふと気づきました
おいおい私、「ですが」って言葉、めっちゃ使うな!!Σ(・□・;)
そんな好きか、「ですが」…
多分、ssでも、こういうネタ文章にも、めっちゃ使ってんだろうな…
始めから「ですが」を使わないスムーズな文章を練るように心がけようと思った次第(いつもこねくり回した文章読んでくださって本当に有難い事です)
…しかし、あまりにも「ですが」をセリフに多用して「けれど」が連続し、逆にリズムが悪いなと思って、しぶしぶ「ですが」を使った所、
ですがもけれども、どっちがどっちだろうとあまり雰囲気変わらんわ!!と気づく(゜Д゜;)
「マナー」も「キャラ付け」も、見る人から見ればどうでもいい、しかし、世界には無くてはならない一因、という所が
似てるんだよなあ、と無理めなオチを付けまして、親子対決そろそろ終幕です
そういやお茶を一杯クダサイって言ったの俺だ
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