ヒロ 「今は馬車どうでもよくねえ?」
ミカ 「良くねえよ!お前はあれの暴走っぷりを知らないからそんな余裕かましてられんだよ!」
ミカ(と屋敷の人)だけが知る妹の暴走っぷり
■上品で
妹と二人の肖像画を描いてもらっている最中
早々に飽きた妹がミカの飾り剣をぶん回すわ、おしゃぶり投げつけるわ、馬並みにキックくらわしてくるわで
周囲が騒然とする中、もくもくと終了を待つ
赤子をあやせない自分の力不足です
■紳士で
たまに妹と一緒に食事
好き嫌いの多い妹が嫌いな料理を強要されてブチ切れ、ぶん投げた皿と中身をかぶる
熱くはないので大丈夫です
■物静かな
たまには妹と一緒に読書
やはり早々に読書に飽きた妹がミカを使っておふざけの連発
花瓶を頭に乗せちゃっても兄上様ならへっちゃらですのよー
妹が怪我をしないように耐えます
そんな感じの兄妹
兄であるミカは後継者教育が始まっているので、妹と仲良く過ごす時間はそうそう取れない中、
やはり兄妹としての時間も作ってあげなくては、という周囲のはからいで何かしら一緒に行動する事はありますが
普段から接触する時間がないうえに、小さい子の相手や遊びにあまり興味がない元々の性格もあって
兄から妹に対しては物凄く距離があります
しかし周囲から常にちやほやされている妹としては、よそよそしい兄に不満で、構ってほしくて、猛烈アタック
余りにも過激な行為に周囲も大慌て
「いくら妹君を可愛がるようにと言われていても、非道な時には怒っていいのですよ」
と母陣営の女性陣に心配されたりするほど、紳士教育の一つ「女性の扱い」を真剣に実行していた
ミカの少年期前半です
何をいいつけられることやら