ウイ 「村の人、全員が集まってきちゃったら足りなくない?」
ヒロ 「あ、大丈夫、大体みんな、誰がどれだけ何を持ち帰る、とか把握してるから」
旅人はおろか、商人でさえもめったに訪れることのない村は、
「外に買い付けに行く人」か、「出稼ぎで戻る人」の2種類から物資を調達して
生活してます
買い付けに行く人、の場合は欲しいものを頼んでおいた人たちが集まります
出稼ぎで戻る人、の場合は隣近所や友人、親戚なんかが集まります
それ以外に、ちょっと余りものとかおこぼれとかありそうだな、っていう場合は
長年の経験、人柄、勘、みたいなものが働いて、人が集まったりします
そんな感じに、村はずっと、持ちつ持たれつでやってきているので
ヒロも自分がいない間、家族は他の人たちのお世話になっているのを承知していて
物資はなるだけ多く持ち帰りたいわけです
そんなヒロの境遇を理解したウイたちが、手分けして物資を運んできました
さすがに豚と牛の丸ごと一頭、っていうのは無理だったので、お肉屋さんに返しまして(笑)
代わりに、さばいて売ってあるお肉を箱舟の特権で、持てるだけ持ってきてますから
出来るだけたくさんの家に配りたいと思って、子供たちを走らせてます
今晩、ヒロのご近所さん関係者周辺は焼き肉祭りでしょう♪
↓ちょっとの間だったけど、良い夢みたぜ☆な、ヒロの遠い目にぽちっと♪