雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

コロナで若者の可能性を潰してはならない

2021-04-15 | そのほか
本日の大阪のコロナ感染状況。


感染拡大中。
しかも変異株(どっかのバカ都知事が「大阪株」とかほざいていましたが)の感染が特にまずい状況です。
医療崩壊間近という声も聞こえてきます。

すでに中高生の部活停止、大学のオンライン授業などが再度進められています。
これに関して吉村大阪府知事は以下のようにツイートされています。

吉村知事のやりたいことは分かる。
医療崩壊を絶対に引き起こさないための手段であるということも。

ただワタシとしては、医療崩壊する前になにかできることがあるんじゃないのかと思います。

すでに医療従事経験者を看護師として再雇用もしていますが、例えば他の専門外の医者、極端な話歯科医とか眼科医とか耳鼻咽喉科医とか、救急患者があまりいない独立医にも協力してもらう、とか、何だったら普通のサラリーマンをボランティアで集めて、専門業務外の部分をサポートしてもらうとかやってみてはどうなのか。

個人的にこのコロナの最大の被害者は若者であり、日本の将来を担っていくための勉強の機会・質の低下を招いてはダメだと思うのです。
それを救うのが大人の役割なのです。

最悪デパートが閉まろうが、飲み屋を時短しようが、ライブを中止しようが(今の所ワタシは週末行く予定なのですが・・・)、それはガマンします。
大人ですから。

でも若者の成長を止めることは絶対国にとって良いことではない。

学生はいつもどおり通学して勉強して帰る。
大学生も対面授業を受ける。
小さい子は公園で遊ぶ。

これを実現できるようなコロナ対策をしてほしい。
感染が怖いなら学生にはPCR検査を受けさせて授業に臨ませればいい。

絶対未来に向けた対策であってほしい。


和田毅 40歳 今季初勝利おめでとう!!!

2021-04-14 | ソフトバンクホークス
今夜のホークス。

バファローズのエース山本由伸相手にホークスのベテラン左腕和田が投げ勝ちました。
40歳の今季初勝利。


素晴らしいの一言。

相手の山本由は前回もヤラれていただけに、1点を争うゲームになるのは必死でした。
しかし松田がバットを折られながらもセンターへタイムリーで先制。



守備でも今宮の恐ろしいファインプレーや周東のファインプレーもあり。



今宮がGG賞の常連ではあるものの、今年の守備はエグい。

和田は7回途中まで被安打4、5奪三振、1四球で無失点。


最後は足が攣ってしまったようですが、それだけこの試合に力が入っていたということでしょう。

試合は6回に中村晃、甲斐のタイムリーで山本由をKO!!!
無事バファローズ相手の連敗を止めました。

もちろんお立ち台は和田と松田。
ベテラン二人がイチャイチャしてて微笑ましい。


ホークスの若手も伸びてきてますが、ベテランの壁高し。
これを乗り越えてこそのレギュラー。

笠谷も和田門下生。
このベテランを見習ってバシバシ伸びてほしい。


Moments In Trio Volume Three: Roads

2021-04-11 | 音楽
本日好天気なり。
我らがホークスは2戦続けて引き分けでしたが、本日はイーグルスに勝利。
1位相手に勝ち越しで良かったです。

そして新譜も続々到着。
今日はジャズ界の一大勢力となったイスラエル・コネクションからヤニフ・タウベンハウスのトリオ作『Moments In Trio Volume Three: Roads』です。



 
  1. Blue Forest
  2. Rush Hour Traffic
  3. Prayer
  4. You’d Be So Nice to Come Home To
  5. Sailing Over the Horizon
  6. Morning Night
  7. Boo Boo’s Birthday
  8. Flow
  9. Star Eyes
  10. Roads

Yaniv Taubenhouse (p)
Rick Rosato (b) 
Jerad Lippi (ds)

4曲目のコール・ポーター、7曲目のセロニアス・モンク、9曲目のドン・レイ/ジーン・デ・ポール、それぞれのカヴァーで、3曲以外はタウベンハウスのオリジナル。
このMoments In TrioでVolume OneVolume Twoを既にリリースしています。

 
 
ベースのカナダ出身リック・ロサトはこれまでグレン ・ ザレスキーやギラッド・ヘクセルマン、ギデオン・ヴァン・ゲルダーの作品で聴いたことがありますが、ドラムスのアメリカ出身ジェラッド・リッピと、なによりリーダーのタウベンハウスを聴いたことがありませんでした。
これまでの作品もFresh Sound New Talent からリリースされていたのに完全に見過ごしていました。
今回はたまたまFresh Sound New TalentのWebサイトを見ていて気がついた次第です。

メロディーが抜群に良いです。
イスラエルのピアニストに共通していますが作曲・編曲能力が高い。
1曲目のロマンあふれるバラード。
出だしのピアノソロからコード回しが絶妙。
ピアノのタッチはやや穏やかで優しめ。
2曲目は複雑でタイトなリズムパターンをリッピが正確に仕上げています。
ここにロサトが具合良く絡んできます。
音は太くしっかりしてて滲むことは無いベース。
2人のリズムセクションの質の高さが現れる曲ですね。
3曲目も美しきスロー。
5曲目のような軽快なタッチの楽曲もしっかりと解析されたリズム取りに惹き込まれます。
オリジナル曲もいいですが、カヴァーも抜群です。
他にも散々カヴァーされている4曲目とか9曲目は斬新な解釈でした。
モンクのカヴァーも本人の要素を残しつつ、タッチが異なり面白く聴けます。
ラストのタイトル曲はこの3人でのアルバムの仕上げといった体。
ソロがほとんどなく、3人で協調しているのが強く分かる作品です。



これは絶対前2作も良いはず。
良いに違いない。
さかのぼって聴かなければならないし、もしコロナが開けて来日、となったらその公演は絶対観なければならない。

つくづくFresh Sound New Talent、ありがとう。


Happy Birthday

2021-04-10 | そのほか
本日はワタシの妻の●✗回目のお誕生日。

おめでとう!!

いつもYuさんと仲良くしてますし、ワタシの悪いところも軽く流してくれてありがとう。

関白宣言ではないですが、いつまでも元気で明るくいてください。
あなたは我が家の太陽です。




今日の雑感

2021-04-09 | そのほか
1.KKさん

どうにもイライラ。
KKさん。
長文すべて読んでも、元婚約者が、弁護士が、代理人が、云々。
他人がどうこうではなくて、自分の意思はないのか。
MK様が「理解していただければ」とのコメントを出されていますが、どうか目を覚ましていただきたい。

2.五郎さん

田中邦衛さんが亡くなられました。
88歳。
ワタシは田中さんと言えば「北の国から」の黒板五郎しか思いつきません。
子どもながらに黒板五郎の不器用で実直な人柄に惹かれ、時には恐怖も覚えました。
「なんでこんなにうまくいかないんだろう」
と、脚本家の倉本聰を恨むこともありました。
実際の田中さんと五郎は異なるのでしょうが、どうにも田中さんは五郎でしかない。
とても素敵な俳優さんでした。
合掌。

3.マリエさん

マリエのインスタライブが大騒ぎになっていますね。
よく分からんので、この際事実関係をはっきりさせたほうがいいのでは。
マリエもすごく気分悪いでしょうし、トラウマになってるだろうし。
出川さんもどうせこのままじゃ仕事にならんでしょうし。

4.佐藤さん

阪神タイガースの佐藤輝明。
三振が多いですが、今夜のベイスターズ戦の3号HRはすごかった。
場外。
横浜公園まで飛んでます。
ロマンですね。
ワタシの中では今の処「佐藤≒ランス」です。


発光帯

2021-04-07 | 音楽
今日午後時間があったので散歩していました。

桜はほぼほぼ散ってしまいましたが、他にも色んな花が咲いています。
久しぶりに気分が良かった。

このとき聴いていたのはハナレグミの新譜『発光帯』。

 
  1. モーニング・ニュース
  2. 発光帯
  3. 独自のLIFE
  4. 賑やかな日々 (映画「おらおらでひとりいぐも」主題歌)
  5. ハイ!チーズ
  6. 僕のBUDDY!! (FM802×TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング ハナレグミVer.)
  7. 棚から落ちたホリデイ
  8. 笑う月 〜ムーンライト〜
  9. on & on
  10. Quiet Light (クラシエ薬品「漢方セラピー」ブランドソング)
原田郁子や沖田修一らが作詞し、奥田民生や池田貴史らが作曲した新曲が並ぶ3年半ぶりの新作です。
Ovallの関口シンゴもプロデューサーの一人に名を連ねていて、音楽界からの期待の高さも伺えます。
ちなみにハナレグミは永積タカシのソロプロジェクト。
大橋トリオみたいなもんでしょう。
本作、曲調の多彩さが全体の開放感を表しています。
昨年から続くコロナ禍の世界の閉塞感を吹き飛ばしてくれます。
ニューミュージックの正統な後継者とも言えるのではないでしょうか。
昔スカパラのライブに登場したことがありましたが、誰?って感じだったのに、今ではCMとのタイアップ曲などもあって人気ミュージシャンですね。



春の散歩にはもってこい。
このアルバムを聴いて、道端の花にも心奪われ、素敵な散歩でした。





Thomas Chapin III: Unearthed

2021-04-05 | 音楽
さて今週も始まりました。
土日寛ぎすぎたせいで今朝はダルっダルで、昼過ぎてもボーッと。
あまりゴロゴロしすぎると自分のペースを乱してしまいます。
以後注意。

さて今日は初めて聴くメンバーです。
イワン・バンフォード率いるEyevin Nonetで『Thomas Chapin III: Unearthed』。


 

1. Fallen Angel
2.Oracle of the Night
3. Lense
4. Maëllia

Eyevin Nonet :
Ivan Bamford (ds, direction)
Yannick Anctil (p)
James Annett (vla)
Stéphane Diamantakiou (b)
Julie Houle (tub)
Etienne Lebel (tb)
Bertrand Margelidon (tp)
Marilène Provencher-Leduc (fl)
Aurélien Tomasi (sax)

バンフォードはバンクーバー生まれでモントリオールで活躍中のドラマー。
本作は彼が敬愛するトーマス・チャピンのトリビュート第3作になります。

ところでトーマス・チャピンなるジャズマンをワタシはそもそも知りませんでした。

チャピンは80年代から90年代に活躍したリード奏者で、サックス奏者のポール・ジェフリー、ピアニストのケニー・バロン、ギタリストのテッド・ダンバーといった錚々たるメンバーに師事していたそうです。
ライオネル・ハンプトンやチコ・ハミルトンのバンドメンバーとしてツアーを回り、その後リーダー作を15作程度発表したそうなのですが、98年に41歳になる日を待たずして白血病で亡くなりました。

バンフォードはチャピンの未発表作を遺族から受けるとともに、チャピンのレギュラー・ドラマーだったマイク・サフィンとトレーニングを行います。
2018年にトリビュート第1作を発表し、第3作目の今回はノネットという大人数編成となりました。
これは元々チョピンが晩年大人数編成を結成していたこともあり、このノネットは初めからバンフォードがやりたかった編成だったようです。

11分超えの1曲目や10分弱の2曲目などはこの多人数編成ゆえの音の厚みや音色の多さを十二分に発揮させています。
管楽器・弦楽器それぞれがソロを取り彩り豊か。
2曲目はチャピンも傾倒していたブラジル的な流れもあります。
1曲目から3曲目はチャピンの楽曲なのですが、4曲目はバンフォードがチャピンにインスピレーションを受け作った楽曲で、彼の娘に作った曲です。



なお本作アートワークが秀逸で、いわゆるジャケ買いしてもいいくらい。


 




 
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ポーリン・スティブというやはりモントリオールのイラストレーター。
チャピンの迫力を感じます。
色使いもとても良いです。



The Sound Will Tell You

2021-04-02 | 音楽
金曜の夜。
今夜は行きつけの飲み屋で一杯やりたい気分でした。
よく頑張った1週間。

新型コロナウイルスがなければ。
しかも大阪・兵庫は変異型が増加中。

早く大声で笑いながら楽しいお酒が飲みたい。

そんなワタシを癒やしてくれるのはピアニスト ジェイソン・モラン。
bandcamp配信のみですが、ソロ作『The Sound Will Tell You』。



bandcamp

1. Follow the Light
2. Spoken in Two (Tear)
3. For Love
4. My Mother's Handful of Tea
5. Only the Shadow Knows (Honey)
6. Body & Soul with Intimate Friends (Shadow)
7. Dawns after the Dream
8. Bee Mantra (Honey)
9. How much more terrible was the Night
10. The only morning coming (Tear)
11. Hum then Sing then Speak
12. Toni Morrison said Black is a Rainbow (Shadow)

Jason Moran (p)

先日の紹介したアーチー・シェップとのデュオ盤『Let My People Go』も見事でした。
ただモランのソロはまた別の深い魅力があります。

本作ソロとしては3作目。
今年の1月4〜6日に録音され、なんと1月15日リリースというスピード感。
デジタル配信時代はスゴイ。

タイトルの殆どはコロナ禍で最もよく読んでいた作家のトニ・モリソンから。
1曲目からモランの世界観たっぷり。
聴いていて音の際立ちから、鍵盤の一つ一つを想起させます。

半分くらいの曲にはカッコ書きされていますが、「DRIP」と名付けられた音に陰影をつけるためのエフェクトが用いられていて、特に低音部は効果的に用いられています。
より感情強くアプローチできているように思います。

演奏もさることながらメロディーも素晴らしい。
1曲目の感情的な曲もそうですし、7曲目のような暖かみのあるスロー。
9曲目は現在のNYの様子を危機感迫る感じで表しています

そしてこの作品のすごいところは音楽だけではなく、絵画でも表現しているところ。
NYのトライベッカにあるルーリング・オーガスティン・ギャラリーで作品が展示されました。
下記1曲目の動画を見ていただくとわかりますが、鍵盤に色をつけ、その上に紙を乗せ、モランが叩くという形で作成されているようです。


天才。
その才能に触れる幸せ。

まだ生で観たことないんですよね。
早くコロナなくなって、来日・来阪してくれ!!