今日文部科学省から再度開催に向けて検討するように言われていましたね。
私の周囲(といってもオフィスは今事業計画でバタバタしてますのでそんな話はしませんので、ネットにおける知人等)ではやはり意見が分かれています。
とある企業の経営者をしている元球児は「日程を変更しない」に1票でした。
彼曰く
- 経済活動を止めることが望ましいとは思わない
- むしろ公式戦を開幕させてその場で募金活動するのがよい
- 公式戦を遅らせればそれだけ募金を届けるのも遅くなる
- ただしナイターは東電管轄エリア外で
と言っています。
私の意見は基本選手会と同様なんですが上記コメントの反論。
- 開催日をずらすことでそんなに経済活動に影響がでるのか
- 募金は開催日をずらしてもできる。なんだったら今年はオールスターが3戦あるので全ての収益金を寄付すればよいのでは。
- 募金は一過性のものではない。むしろ復興までに時間がかかることを想定すれば、継続的に実施すべきであり、時間差の方が効果が出ることも考えられる。
- 野球選手も当然人間であり、感情的な面をケアしてあげるべき。
サッカー界では来週の火曜にチャリティーマッチを行なうそうです。
そういった”イベント”要素が強い1日限りの試合であればいいですが、ペナントレースとなると訳が違います。
まだ1万人以上行方不明者がいる、救援物資もまだまだ届かない、福島原発も落ち着いていない、そんな中で開催して果たしてどれだけの人が楽しめるのでしょうか。
何でもかんでも「自粛ムード」は反対です。
例えば職場の飲み会を延期しましょう、なんていうのは何ら意味がないと思います。
春の選抜高校野球は判断が難しいところですが、それでも地域の代表校の少年たちが活躍するのは嬉しいでしょう。しかも今の高校生にとってはこの3年間しかチャンスは無いわけです。開催賛成です。
でもプロ野球はそれこそ144試合を行なうわけで、なんだったら終盤ダブルヘッダーも辞さないと選手会も言っているわけでしょう。
プロ野球観戦は完全なる娯楽であるわけで、この1ヶ月は”喪に服す”ということの方がいいんじゃないでしょうか。
ただでさえ視聴率が稼げない中、そんなに意地張ってどうするんでしょうか。
目先の金儲けを考えているのであれば、確実にしっぺ返しを食らいますよ、オーナーさん。