昨夜の首都圏は帰宅時間に豪雨やら落雷やらで大変だったそうですね。
今日大阪でも急に雨降ったりして。
その雨で涼しくなるならまだしも大して涼しくもならず。
年々夏が嫌に感じてしまうのは残念なんですけど・・・。
さてそんな中是非聴いて欲しい今夜のジャズ。
ジャズ人気が高いポーランドの俊英ギタリスト シモン・ミカのリーダー作で『Togetherness』。
Togetherness | |
Hevhetia | |
Hevhetia |
1.Togetherness
2.Parasomnia
3.Stranger's Charm
4.In The Dus
5.Goodbye
6.Initial Song
7.Talking Heads
8.Ambaras
9.Melted
10.Very Goodies
11.Dusza
Szymon Mika (g)
Max Mucha (b)
Ziv Ravitz (ds)
Guest:
Basia Derlak (vo)
Joachim Nencel (hurdy-gurdy)
Mateusz Palka (p)
ポーランド出身のギター、ベースとイスラエル出身のドラムスのトリオ。
ドラムスは私の大好きなジヴ・ラヴィッツです。
このトリオでリリースするのは二作目。
Unseen | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
ミカの演奏が広げる世界はとてもクールでダーク。
この酷暑の夏でもひんやりとしていて美しい。
ラヴィッツのドラムは言わずもがな。
しっかりトリオの意向に合わせたリズムをとり比較的穏やか。
そして私は(多分)お初なのですが、ベースのマックス・ムハが良い。
ポーランドでは人気なベーシストらしいのですがわかりますね。
個人的にはベースは太いのが良し、としていますが、やはりそれだけではないというのを教えてくれます。
切れ味のある、筋の通った音。
これはめっけものです。
ヴォーカルやハーディ・ガーディなる不思議な楽器も登場していていろんな味わいを愉しめますが、ベストは9曲目かな。
ミカのソロから始まり、ムハのプレイも目立ち、トリオ全体がしっかり味わえます。
ラストの物悲しくも聴こえるヴォーカル曲(フォーク・シンガーのバシア・デルラク)も良いな。
ラヴィッツ繋がりで偶然見つけた作品ながら、これはしばらく聴いていたい作品です。
オススメです。