ここのところ紹介していたジャズのアルバムが50~60年代に偏っていたので、比較的最近のアルバムをご紹介します。
と言っても、12年前の作品ですが・・・。
ブラッド・メルドー トリオの『Places』。
Places | |
Warner Bros / Wea | |
Warner Bros / Wea |
1. Los Angeles
2. 29 Palms
3. Madrid
4. Amsterdam
5. Los Angeles II
6. West Hartford
7. Airport Sadness
8. Perugia
9. A Walk In The Park
10. Paris
11. Schloss Elmau
12. Am Zauberberg
13. Los Angeles (Reprise)
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Jorge Rossy (ds)
メルドーはキース・ジャレットとよく比較されますが、そんなに似てますかね・・・。
共に綺麗な音を出すことは間違いないと思うのですが。
キースの方が内省的というか少し神経質のような感じかな。
そもそもキースは唸り声がうるさいんでそう思うのかも(笑)。
以前紹介したオスカー・ピーターソンの音に近いのかな、と個人的には思ってます。
アルバムのタイトルどおり、場所にちなんだ曲名になってます。
全体的に落ち着いた雰囲気で、ゆったりした時間に聴きたいアルバムです。
トリオの味付けを聴きたければおススメは3曲目ですね。
ピアノは言わずもがな、ベース・ドラムが効いてる曲です。
ソロも堪能できます。
このアルバムで好きな曲ですが、7曲目いいです。
物悲しい曲で、レクイエムのような深い哀情に包まれます。
とても美しいです。
Airport Sadness-Brad Mehldau