うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

何でこう、やることなすこと悪い方向に持っていくのよ日本プロ野球。

2005-11-03 23:39:49 | 野球
2段モーション判断基準見直しへ
(gooスポーツより)

秋期練習に審判団が訪れてフォームの確認をしているのだが、どこの球団でもほとんどの投手が「アウト」らしい。ほとんどの投手がひっかかるルールなんておかしいんじゃないの?もっとも、これは新しいルールではなく、もともとある「野球規則」の8.01にある「打者への投球に関連する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない。」を、厳格に適用しようという動きなわけである。これもなんか大ざっぱな文章だなぁ。
振りかぶってグラブを頭上に掲げただけでも「腕が静止してるからダメ」。上原浩治(巨人)のように、左足をプレートから外して両手を胸の前で合わせてから投げるのも「2段モーションになるからダメ」。土肥義弘(横浜)が、足を上げた後クイッと腰を内側にひねって一瞬タメを作るのもダメ。タメ作るのもダメなのか。これじゃピッチャー投げられないよ!
タメは投手の生命線だ。タメをつくるからこそ、体が先にいくのを抑えることができ、胸を張って腕をしならせて投げられる。それまでボークにされてはたまらない。フォームも個性をそがれた無難なものが増えていき、ひいては野球本来の面白みが失われてしまうのではないか。

牛島監督はこう言った。

「体が先に出ていけば肩ひじに負担がかかる。子供たちにしっかりとした投げ方をさせたいのなら、考えてほしい」

今回の「一斉摘発」を言い出した者は、ひょっとして野球経験がないヤツなんじゃないか?

そもそも、ルールというものは試合を円滑に進めるために存在するはずのものだ。それを、やりにくいように持っていって、一体何がしたいのか。規則委員も審判団も、現場の声をきちんと聞き入れた上で話を重ね、納得のいく結論を出してもらいたい。
コメント (2)
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