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ウルトラマンタロウの前後編作品は計6回

 今から50年前の今日73年4月20日にOAされたのが、ウルトラマン
タロウの3話ライブキング&コスモリキッド後編。

 つまりウルトラマンタロウは2話目から既に前後編となっており
2話&3話がライブキング&コスモリキッド編で4話&5話がキング&
クイン&ミニトータス編となり、それから間が空いて17~19話が
バードン編3部作に24話&25話のウルトラの星が紹介されるムルロ
ア編で29話&30話の巨大ヤプール復活編と33話&34話のテンペラ―
星人編と計6回の前後編となっている。

 ご存じのようにウルトラシリーズ最初の前後編作品はウルトラマ
ンのゴモラ編で、これは関西ロケ編で大阪を舞台にした正月明けの
イベント作品だった。

 続くセブンは同じく関西ロケ編&正月明けのイベント作品が神戸
を舞台にしたキングジョー編で、それからガッツ星人編と最終回の
ゴース星人編と前後編作品は計3回作られた。

 つまり第1期ウルトラでの前後編作品は正月明けにOAされる関西
ロケ編が中心、ガッツ星人編は1クール延長に伴う飯島敏宏監督が
復帰した作品の一貫で最終回のイベント的要素になっている。

 第2期に入って最初に作られた帰ってきたウルトラマンの当初の
企画に前後編を基本とするというのがあるのだが、5話&6話のグド
ン&ツインテール編から始まり13話&14話のシーモンス&シーゴラ
ス編と16話&17話のテロチルス編と15話を挟んで作られ最終回的な
37話&38話のナックル星人&ブラックキング編へと計4回。

 ウルトラマンAでは7話&8話の妖星ゴラン編が最初で13話&14話
のゴルゴダ星編、そして26話&27話のヒッポリト星人編と計3回。

 前後編作品は基本的に大作の一方でヒーローが敗れたり大ピンチ
に陥るという事になるわけで、ウルトラマンは基本無敵状態だった
ので前後編はイベント編の1度のみ。

 第2期になるとウルトラ兄弟という設定ができたためタロウまで
の計13回の中でウルトラ兄弟の共演は7回だが、ウルトラ兄弟の設
定ができたのは帰ってきたウルトラマンのナックル星人編からで11
回中7回と前後編作品=ウルトラ兄弟の共演という傾向がある。

 そういった意味で初戦で敗れる⇒特訓⇒再戦で勝利という初期の
方程式があったレオは1話&2話のマグマ星人編と3話&4話のツルク
星人編の2つで、残りは1話で消化しており次の前後編作品は年末年
始の38話&39話のババルウ星人編までないのは意外だった。

 もっともタロウにおける前後編作品の2話&3話はウルトラの母が
登場するので前後編は全てイベント編になっており、それだけ円谷
プロ創立10周年記念番組だけの事はあると思うのだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2023-04-20 22:05:38
「レオ」における前後編が少ないのは、前作「タロウ」でやりすぎて、殆ど脅迫に近いクレームがたくさん来たからだと生前の熊谷健氏が仰ってました。
何せ7月以降に約半年間の約1ヵ月おきに行われた前後編(うち前中後編が1編)が実質4回も行われたんですから、予約録画のない映像の一過性の時代にやったらそらぁクレーム来ますよ!てな話ですね(まぁ作り手側からすれば手間と予算が省けて非常に助かる手段ではありますがねぇ)。
 
 
 
そうでしょうね (こーじ)
2023-04-20 23:44:08
>tamutamu様

 正直言って子供の頃に前後編作品があると見逃すリスクがあるのでイヤでした。

 しかも前編しか見られなかったら、中途半端で終わりますので。
 
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