ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
4番打者に必要なのは打点!
野球で4番打者は‘クリーンアップ’と呼ばれる。
文字通りランナーを‘掃除’するのが仕事で、最も大事な
役割は打点を挙げる事である。
ところが日本では‘4番はホームランが必要’という妙な
思い込みが強い連中が多く理解に苦しむ。
基本的にオーダーを組むときのマニュアルに‘4番打者は
チーム1の強打者’という記述がある。
ここでカン違いしやすいのが、ホームランを打てるのが
最強打者というものだ。
なぜ長嶋茂雄が‘ジャイアンツ史上最強の打者’と言われ
いるかというと、チャンスにめっぽう強いという要素が大きい。
通算ホームランは444本にすぎないのに、ファンが‘ここで
絶対に1本欲しい’という場面で打っていたのだ。
基本的に長嶋は中距離ヒッターだった。
長嶋の1代前の4番打者・川上哲治も‘弾丸ライナー’の異名を
持っていた。決してホームラン打者ではなかったのだ。
ホームラン打者の4番は、王貞治からになる。
ただし通算868本のホームランを打った王だったが、全盛期の
打順は長嶋の前の3番で打順別ホームランも3番が最も多くのホー
ムランを放っているはずだ。
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