内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

箱膳修繕

2024年01月23日 15時00分00秒 | アート・文化

茶の間の茶箪笥上に放置していたから、過乾燥により蓋の底、お膳の底がばらばらになったまま5-6年がたちました。
なかなか直す暇がなかったけど、雪も降らないし手をだしました。

1月18日


一枚板なのでこんなに反りかえってしまった。


水で洗って水分補給してから、一枚板になるようにバラバラの部品を位置合わせしてプレスで放置しようとおもいます。


ちょっと圧力掛けてみたけど、これは長期戦だから油圧は不向きなのでやっぱりやめた。


油圧はゼロでハンドルで適当に加圧して放置です。




農作業小屋へ来たついで作業です。
古い接着剤をカリカリしたり、磨ったり、棒折ったりorz。








1/10オーダーはムシの精度で進めます。


反り止め、箱膳にしたときのお膳と下箱のずれ防止の棒もプレスしておきます。


1月20日
プレス修正はいい感じになってきました。
あとは、木工ボンド塗って再プレスしたら綺麗にくっつくような気がしてきました。



お膳の枠と天端の板は木釘が使われていたので、木釘と錐を買い出しへ。
四方錐をかってみました。


木釘は見つからず。
帰宅して、接着作業を進めます。




新しく作ってもいいのだけど、試しに糊付けしてみる。





1月21日

米沢市内のホームセンター全部回ったけども木釘は買えませんでした。
内製することにしました。
それでもいい材料あったので高額だけど買って帰ります。



こう比較すると高額なの伝わりますよねw

しかし、お金で買える時間はお金で買うのでした。


水で濡らしながら帰宅。


帰宅まで荷箱にあるだろうか不安な材料。


1月22日
接着できた。
はみ出したノロはナイフで切ってポイポイ。

平にできてきた。


じいちゃんの鉋を出してきた、欠けてるね。研いでみたいけど、鉋掛けしてみようと刃の調整したいけど、分からない、ネット調べたけどいまいち面倒なのでサンドペーパーで磨るほうが早い。
鉋のお勉強はまた今度。


木釘についてネットで調べて、素敵なYoutubeに出会えた。

木釘の作り方1・角釘


木釘の作り方2・丸釘

その動画で紹介していた書籍を取り寄せてみました。
指物の基礎と製作技法: 組手、接手の技術から 木材の種類、仕上げまでを網羅した決定版



そもそもなんだけど、この箱膳修繕って指物って分野なんですね。
言葉1つ覚えて賢くなったよ。

これシリーズの本でした。
なかなか興味深い書籍ですね。



書籍眺めてたら、こめ太におもちゃにされた。




今日の作業は木釘を打ち込みとソリ防止兼箱膳にしたときのずれ防止の棒を糊付けして木釘固定です。






あぶないよ、こめ太


こめ太が怪我すると困るのでひたすら穴開けして、錐は箱に仕舞いました。
木釘の打つ位置とか分からないので、元の木釘に下穴をまたあけました。
ドリル作業してると、とてもいい香りがしました。
この板なのか、釘の材料がいい香りするんだろうな。


じいちゃんの形見の下穴錐は3㎜でした。
木釘を挿す下穴用ならば3㎜よりも3.5~4㎜あたりの下穴の錐がいいような感じでした。

その話を友達にしたら、これ長持ちしていいよとおすすめして頂きました。↓
スターエム ハイスチタンコーティング下穴錐 Bセット(3本入) 75HT-SB



木釘を打つには小さいので錐で穴を大きくしていきます。




適当に切って、先端をナイフで適当に削って釘とします。
キット、なんかあるんだろうけど、知らないし。


木釘作りしてると反対側をこめ太が遊ぶ。
材料足らなくなったら、買いいかないといけないからあんまり、かじらないでほしい。




金槌で打つ。
Youtubeによると最後まで打つなと言ってました。
鋸で釘の残りを切り落とす。
書くと簡単だけど、じいちゃん形見の鋸はアサリあある。浮かし切りしてるつもりで天板ガリガリ。



鉋で釘の頭と板とか棒の表面を整えようと思ったけど、無理。


紙やすりで磨るのが一番楽だ。




釘打ちおしまい。
天板割れと、棒が折れてたり、若干の反りがあるので、新規に木釘を適当に打ちました。




棒の反りと板の凹凸があるから隙間はある。
あとは、プレスで加圧しながら養生したらくっつくだろう。


箱膳の下箱と合わせてみました。

箱膳にしたときに、棒は干渉しないので良い感じ。


加圧養生。




先ほど、反って開いたて空間もちゃんと密着しました。



1月23日
大雪になると天気予報でも、いい天気。
肥しの発酵臭が春を思わせる。豪雪地帯とは思えないですね。

でも、大雪になるようなので、除雪で作った雪山を伸ばして融かしておきます。


ぽかぽかな米沢の冬なので真冬なんだけど、温度が高いから固化速度がちょっぱやです。
はみ出しノロはナイフで切って、ぽいぽい。




ちょっとクリアランスがあるようにみえるけど、古い接着剤を磨ったときに平面には仕上げられないので、このくらいは公差ですよ。


今日は軽小屋で色塗りです。
こめ太隊長がそばにいると大変なことになるので軽小屋で塗装です。


先日ホームセンターで塗料も買いました。
昔のものだから何が塗ってあったんだろうと思い、ホームセンターで柿渋塗料も見つけました。
でも高額で買えなかった。


今回はこれ。
ウレタン塗装です。
そもそも、この箱膳は日常使いなので防水と、水吸って天板が反るのを防止するには目留めしないといけないと思うので、ウレタン塗装が一番よいと思います。
まぁ、茶碗置いたりしてるとはげるのでそこは味ってことですね。


なんとなく、蓋なんで蓋状態の上から塗り塗りしてみました。
木目とかで刷毛の運び方とかあるんだろうけど、塗りたいように塗る。


雑用してたら、乾いたからひっくり返して、箱膳の時のお盆底部分を塗る。


完成しました。
ウレタン塗装は1回塗りで辞めます。
それは、現在、ぼくには知恵がないからです。
将来、知恵がついてウレタン塗装を剥がして、当時の塗装技術で塗装したいとなった場合、剥離作業がらくなようにです。
まぁ、知恵つかないだろうけど。w


同様に、箱は塗らないでそのまま使うのでした。




できた。
この子はぼくと一緒に東京へ上京してからずーと一緒。
東京>茨城>千葉、そてまた、簗沢へ帰ってきた箱膳くんです。
これからも、いっしょにまんまを食べるのでした。


おまけ
塗装といえば、漆塗りだろうなと思うことはできた。
Youtubeで「漆し掻き」を検索したら素晴らしい動画に出会えました。

森の京都「丹波の漆かき」文化講座


天から天使のコップが降ってきた!

2023年02月21日 12時45分00秒 | アート・文化

雪だ。


除雪後もよく降るな。


2月18日事件は起きた。
足が網に引っかかって、コップが落ちて割れちゃった、いや、割りました。
ぼくがやりました。やらかしました。悪いのはぼくです。

茶箪笥の適当なコップでコーヒー作ったらなんか薄い、コップ重い。
困った。


ミッフィーで検索したら、売ってるだろうとショッピングサイト検索したけどなかなか見つからない。
最近のコップはなんかデカいし、重い。

ミッフィーで検索しつつ、ふと、反対の絵柄が天使に見えてきた。
メルカリで天使で検索したらなんと同じカップが出品してくださってました。

わいわーいと頂きました。
ありがとうございました。
無事、届きました。
パカパカと。


欠けながら使っていたコップも止めをさしてしまい、
いままでありがとう。
今日から2代目で毎日、コーヒー三昧です。


1杯目


2杯目




こうやってみると、青いコップはデカいな。
スプーン入れたまま生活なので、飲み口にスプーンの柄が落ちてるくから飲みづらいの。




これこれ、このバランスがいいんです。慣れだろうが。


では、日常生活に戻ります。


元気な子供たちでした

2020年02月18日 14時20分00秒 | アート・文化
昨日から可愛い修学旅行生4人泊まりに来ました。
彼らのお陰で、お家が綺麗になりました。
ありがとうございました。

雪がないからスノーモービルは諦めた。
チラチラ雪降ってきたら仲良くお外で雪観察してました。

ローダーはぬかると面倒なり。
パワクロで田んぼ走りなら免許も要らない。
風邪ひかないけど、あんまり腹減らないのよねーと考えた。

トラクターにて田んぼの中をグルグル走るだけの遊び。

1回目、ボク1ちゃんに同乗し運転教えながら田んぼ一周。
ここでぼくのお仕事は9割お終い。

ボク2ちゃんはボク1ちゃんが先生となりオペレーションの手順を教えてもらい、あたし同乗にて田んぼ一周。
あとおんなじ。

1巡したらインカム付きヘルメット被せて単独走行。
田んぼ3周したら交代。
1巡したらお昼。
父ちゃんモチ当番。
タレは妻手作り色々。

非日常体験できて良かったのかな。
トラクターはユンボの次に安全で良いかも。

キャビンは安全、エアコンあるし、シートベルトあるし、スピード出ないし。
ユンボは手が使えるのはいいよね。

ユンボは輪投げゲーム、習字できるから楽しめそう。

なんかトラクターでできる遊びを考えないと。

我が家も雪燈籠祭

2019年02月09日 20時09分50秒 | アート・文化
今日明日は 上杉雪灯篭まつり

お隣様が道路の雪壁に灯篭ともしてました。
風情まりますね。

私も真似します。
適当にローダーで道路脇に壁つくってスコップで掘るだけ。

茶の間に落ちてたスコップにロウ塗った余りの数だけ作りました。


冬季間、我が家は毎晩ランプ生活ですけどね。

IWC酒

2018年05月14日 09時44分26秒 | アート・文化
昨日の雨天はどこえやら、晴天の中IWC米沢会場へ、終わりかけに行った割にはお客様はいっぱい。出展商品は県外の物が多く選ぶのに迷います飲み口は…山形県のものに慣れたせいか、ちょっと〜⁈と感じる方もいましまが、県産酒が美味しく皆様それなりに満足されてました。

仁井田酒造スィーツディ

2018年01月27日 17時56分03秒 | アート・文化
雪深い米沢から暖かい福島県に…と行ってみたら寒かった(笑)

今日は待ちに待った仁井田酒造スィーツディ!お酒も美味しいがスィーツもグー👍

凍てつく寒さの中今日はラッキーなことに生酛造り体験が当たりました!


2人1組で行う作業。思ってたよりも力仕事。


何度か4、5回目くらいになると滑らかになって甘酒みたい。これがお酒になるんだ…と思うと貴重な体験に感動。

帰りはカウンターの一杯飲み屋に感動(笑)



宮城在来めぐり

2017年11月03日 21時06分29秒 | アート・文化
久しぶりに暑い。朝早くに仙台へ。東北本線に何年かぶりに乗って岩切へ。余目ネギを勉強在来はなくなりかけている現状。生産者さんは減っているそうです。曲がりネギはシワも特徴の一つ。これを知ってる人がどこまでいるのでしょう。次は石巻市に向けて出発在来のせり見学残念ながら在来だけ終わった後…新しい品種しかありませんでしたが、味はどれも違うそうです。苗代に牛を飼っている風景。いい環境です。次は少し先のネギとセリの圃場へ。宮城も白鳥が来てます。普通に見るとただのネギ畑。よくみるとひと株からいくつも分けつしているネギ。まだ短いですが葉も入れると丈がとても長いそうです。このネギをに関する文献ははないそうです。わちゃわちゃして珍しい。そこからちょっと先にセリをみながらクレソンをとりに。大量のクレソンにわくわくしながら水の中へ水も綺麗ですが、日当たりも良いので甘くて美味しい。今日一日貴重な時間をいただいた、仙台のソムリエさんと皆さんに、感謝感謝の一日でした。

在来作物研究会

2017年10月30日 08時10分46秒 | アート・文化
台風の中、鶴岡市で行われた在来作物研究会へ。朝早くに藤沢カブの圃場へ。久しぶりの藤沢は空気が澄んでいました。新鮮な空気、蕪、シロザ体がリフレッシュします。今回の講座はイタリア大学の学生さんと東北の在来に関する講座日本とも共通する話の内容に思わず、うんうんと頷いてしまいました。終了後の懇親会ではギリギリ間に合った、宮城県気仙沼大島の方が、大島カブを持ってきました海外からきて大島では100年以上根付いたカブ甘みがあるのが特徴。大事に守らなければいけない作物の一つです。

仕込み体験

2017年02月19日 19時26分51秒 | アート・文化
雪の降り積もる中、米鶴酒造さんの仕込み体験。最初は蒸したお米を容器に入れお米を冷まします。冷めたお米をタンクの中にそれを混ぜますが結構底は重い。さて次に発酵のお勉強ぷくぷく言ってます。これ以上は画像NG…お話を聞きながらお楽しみの場所へ。造りも大事ですがお目当は利き酒。軽く呑んで次は最後のほうの工程へ船場で酒粕剥がし。実に面白くペロッと剥けますそして最後のイベントお食事会。この他、粕汁に手打ち蕎麦と豪華でした。1日ちかく仕事場を私達に時間をくださった米鶴酒造さんに感謝。ご馳走様でした。

黒川能

2015年12月15日 19時55分34秒 | アート・文化
今日も14度とポカポカ陽気。薄着でもあったか~い。写真では分かりづらいが鳥海山もしっかり見えました。月山も綺麗に見える高台で講座。黒川能オンリーの会館。食をテーマとし、勉強2時間ほど勉強してから、お楽しみの王祇祭弁当納豆汁つき当屋豆腐、切り合え、お漬物、などなどボリューミーですお腹いっぱいで眠い。

ミラノ博報告会

2015年12月02日 15時04分55秒 | アート・文化
昨日は大忙し。午後から在来作物の講座。それが終わると、山大の講座、かなり有名な方でした。それが終わると、ミラノ博報告会。予定よりお客様が多く200人パネリストはミラノでステージと出展で活躍された方々。トークの後はお待ちかねの料理タイム在来作物の漬物。精進料理の胡麻豆腐柿ジュースと山葡萄ジュース。そしてメインはだだちゃ豆のリゾット。時間のない報告会だったので、味だけミラノでした。

秋の紅葉と文化

2015年10月20日 20時49分05秒 | アート・文化
霧の晴れ間に月山道では紅葉が見事でしたあかに黄色に緑とマダラながらも美しい1番綺麗な場所は駐車出来ないのが残念。今日は、羽黒山の斎館にて精進料理のお勉強直ぐには飲み込めない歴史の深さだが、料理は食べればわかる(笑)雨も降ってちょっと悲しげな紅葉と風情ある建物たまにはこんな日もいいものです