「夏越の祓」は一年の前半の最終日にあたる六月の晦日に行われる大祓の神事です。
午後6時より中野神明氷川神社で行われました。
町に暮らす大勢の人が参加しました。
日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身のけがれを払い清め、無病息災を祈るのです。
人形の紙に名前と年齢を書いて、身体のいろんな箇所に擦り付け、息を3回吹きかけて、袋にいれて神社に渡します。
宮司と一緒に声を出して参加者で祝詞をあげます。
それから玉串を捧げ、人形のお焚き上げをします。
「祓い清めたまえ」と唱えながらお焚き上げです。
本来は、川に流したそうですが、今はこのようにしているそです。
お焚き上げが終わったら、直会として神米のお粥を頂きます。
とても美味しかったです。
そして、神饌として夏越ご飯用の雑穀米をいただきました。
心がスッキリしました。
神事とは古くから伝わってきた行事ですが、人間が抱えている様々な事柄は現代でも何も変わっていません。
私は、日本に伝わる様々な神事と人々の生活との関わりをつくづく感じるのです。
先人たちの思いは、これから先も伝えていかなければなりません。