お風呂の節水にも苦労？

秋も深まり、グッと寒くなって、温かいお風呂が本当に嬉しい季節となった。

私は体だけでなく、心まで温めてくれるお風呂が大好きだ。
勿論、温泉も大好きだし、そうでなくてもスーパー銭湯の類も好きで、これほど安価で癒されるレジャーは他にないと思っている。

しかし、今日は自宅でのお風呂の話である。
まあ、そういった大型浴槽に較べれば狭いが、毎日娘と入るお風呂は心身ともにリラックスできるので、楽しい時間を過ごしている。
この娘と入るお風呂の話は文字通り『娘と入るお風呂』で紹介している。もし、御興味があれば、是非どうぞ。

そして、今回、話題にしたいのはそのお風呂の水である。
昔の日本では安全と水はタダなんてよく言われていたが、変質者や理由なき犯罪の増加で最近は安全はタダなんて呑気なことは言ってられなくなっている。
水だって、上下水道の普及で私が知っていた昔よりはるかに高いのである。
また、時代の流れで節水を心がけるのも非常に大事である。

という事で、そのお風呂の水は毎回張り直していないのだ。２日はもたすようにしている。
また、お風呂あとに洗濯にも使えるように新築時にそういう設備と配管を設置した。
ボタン一つで洗濯機に残り湯を注げて大変便利だ。

これは水の有効利用ということでは、大変結構だが、衛生面で少し問題があった。
体を洗ってから入る等工夫していたが、体から自然と剥がれる有機物の類でどうしても水を汚してしまう。
初日の風呂上り後の見た目は綺麗だが、次の日には温かいお湯のせいでどうしても濁ってしまう。雑菌が繁殖してしまうのであろう。

４人家族でもシャワーが一番節水になる事は分かっているので、夏季はシャワーの使用で節水も心がけてはいるが、秋口に入ればもう無理である。
本来の目的である寛ぎの時間にもならない。

周りの人に聞くとその雑菌を嫌って、使いきりにする人が多い感じだった。中には、井戸水にしているので、気兼ねなく使い切りに出来るという人もいた。
上水道と井戸水を使い分けている人もいる。直接飲むのはミネラルウォーターで、料理等は水道水、そのほかの生活用水は井戸水と言う具合に・・。
井戸水ならいくら流しても下水道代の請求に響く事もない。誠に結構な話だ。

さて、話が少しそれたが、本題に戻そう。
そういう悩みを抱えていたら、ちゃんと解決してくれるグッズがあった。薬局で売っていた『お風呂のお湯キレイ』という商品である。４０錠入りで１箱４００円くらいだったと思う。カミさんが覚えているだろうと期待したら、うろ覚えだった。

残り湯のぬめりとニオイを防ぎ、２日目のお湯をキレイに保つとある。しかも水道水と燃料を合わせて節約出来るので、４０日で８００～１２００円にもなるとある。
まあ、金額の是非はともかく、使ってみた。使用法は至って簡単、お風呂上りに本品を１錠浴槽に入れるだけだ。入れた後でも、洗濯用に使ってもなんら問題ない。

効果てきめんだった。驚くほどキレイなままお風呂の水が保たれていた。これなら、何の問題もないと気持ちよく湯につかったら、ナンだか懐かしいニオイがしてきた。
これはプールのニオイだった。消毒材として塩素が入っているせいだ。

多少、気分が削がれたが、費用対効果、総合評価でこれは使えるということで、ニオイには鼻をつまんで、いや目をつぶっている。

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