こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

ICカード化

2008-03-12 04:04:12 | 日常生活

Drlic知らない内に免許証がICカード化されてるようだ。

全ての都道府県で実施されてるわけではなく、昨年と今年で1都10県が実施しており、2008年度中には全国一斉に導入される予定だそうだ。

何でもかんでもICカード化されるね。

確かに磁気だと簡単に偽造されるから、主要なカードがICカード化されるのは当然だと思う。

元々磁気部分は無かったけれど、今回の免許証のICカード化も偽造防止が最大の目的だったようだ。

なんてたって、免許証は保有免許の証明書というより、これはもう身分証明書と言っていいくらいだからね。

それだけ免許保有者が多いことを物語ってるし、顔写真に住所、本籍とくれば身分証明にはもってこいだ。

ペーパー試験で簡単に取れる原付免許さえ取れば、16歳以上だったら、誰だって持てる国民IDカードと言っていいくらいだ。

更新も3年から5年に一度となっているから、信用度の高い身分証明書としては本当にうってつけだ。

それだけに偽造も多かったらしい。

従来の免許書だと確かに簡単にそっくりに真似て作れそうだって私だって思ってたよ。

人の免許を真似て顔だけ写真貼りかえれば、簡単に他人になりすますことができるから、1回限りだったら違反で捕まっても大丈夫なんじゃない?

だから警察も偽造防止に躍起になってるわけだし、ICカード化すれば効果があるのは確かだろう。

せっかく偽造しても、IC部分の偽造は難しいので警察にはすぐ偽造とバレてしまうというわけだ。

でも、警察は見破れるけれども、身分証明書として利用する側はそのIC部分を読み取れなければ、そのままニセモノが通用しちゃうわけでメリットはあるのか疑問だ。

暗証番号を2つも登録しておいて、それを打ち込むことでICのメモリーを読み出して免許証データーを照会できるそうだが、その読み出し装置が警察以外で導入されなければ従来と変わりがないだろう。

どっちにしても、免許保有者には何のメリットもないと思うよ。

一応個人情報保護だと言ってるけど、免許証から表示が消えるのは本籍・国籍だけで、他の情報はそのまま記載されるから、従来とそんなに変わらないのでは?

まあ、将来的に読み出し装置が警察以外で普及して、免許証から個人情報の記載が全て消えるんなら、分るんだけど果たしてそういう日がいつ来るんでしょうって感じだ。

とりあえず、このICカード化で免許証の交付に従来より450円多く加算されることになっている。

利用者の利便性があまり感じられない先行投資に付き合わされる格好になっている。