こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

娘の初体験

2008-03-10 23:48:42 | スポーツ

勿論ナニの方じゃなくて、スキーの初体験である。

過去に何回か家族でスキー旅行へ行った事があるものの、娘はこれまでゲレンデ横のちびっ子スペースで雪遊びやソリ遊びの経験しか無かった。

10歳になる今年、いよいよスキーデビューを果たした。

Mtjeansその舞台は那須高原のマウントジーンズスキー場。

我が家からなら、那須高原が一番近くアクセスがいいので、定番にしているスキー場だ。

温泉を楽しんでの1泊旅行だった。

温泉旅行ということでカミさんを引っ張り出す事に成功したが、もはやスキーなんてどうでもよくて温泉にしか興味を示さなくなってしまっている。

新婚時代は毎年2人でスキーへ出かけていたのに変われば変わるものだ。

息子も小さい頃はよく連れて行ったものだが、バスケが全ての彼にしてみればもはやスキーは興味の対象外と映るらしく不参加だった。

宿はホテルサンバレー那須リゾート。

スキーに温泉宿はつきもの、冷えて凍えた身体を温泉で温め、疲れた身体をほぐす。

チョロッと1日滑ったくらいで、膝はガクガクになり、足の筋肉が攣るほど疲れ、歩くのが苦痛になるほどの筋肉痛になってしまった。

確か2年ぶりのスキーのはずだが、訪れる度にその疲れ方がひどくなる。

そして、シニアならスキーリフト券が、小学生と同じ値段なのだが、その年齢設定が50歳からとなっていて驚いた。

あと2ヶ月足らずで自分はシニアではないか、ガーン。Σ( ̄ロ ̄lll)

まあ、この疲れ方を見るとその年齢設定もあながち不思議じゃないし、間違ってないかも。

スキー場の一番上から下まで、20本以上滑るなんて若い頃の荒業はもう出来ないからね。

そんなことしたら、マジ死ぬな。

そんな体力の衰えまで考慮しての設定なんだろうと妙に納得してしまった。

しかし、要は体力が小学生並みということなんだなと、改めて思い知らされ、ガックリ。_| ̄|○

Gerndさて、生まれて初めてスキーをするっていうのは本当に大変だという事を娘にスキーを教えながらそう実感した。

一般のスキーヤーは普通に滑れてる状態が当たり前だと思ってるけど、スキーを初めて体験する人にとっては、まず、スキーブーツがやたら重く感じられて、歩くのもままならない。

そんな状態で、さらにスキー板を履いて歩いたり、滑るなんて難行苦行そのものだ。

特に滑って転んだら起き上がるのも容易じゃなくて、雪の上で亀のように手足をバタつかせるだけ。

最初はどうなるんだろうと途方に暮れて見守っていたが、2時間もやってる内に段々慣れてきて、午後からは初級者用の緩斜面ならボーゲンで自由に降りてこられるようになり、本人も楽しくなってきたみたいで、表情にも余裕が出てきた。

もう2度とスキーは行きたくないなんて言い出すことも無く、それなりに楽しかったようで、連れていった方としてもホッと胸を撫で下ろすことが出来た。

家族全員でスキーを楽しむという夢が若い頃から実はあったのだが、もはや温泉しか興味を示さなくなったカミさんやバスケしか興味のない息子の事を思うと到底実現できるとは思えない。

チョッピリ寂しく感じつつも、娘だけでも自分の味方に引き入れて生涯スキーヤーでいたいと思ったものだ。

まあ、多分簡単に裏切られそうな予感がするけどね・・・・。